恋をしました。(Daiki.A)

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You side





慧「じゃあ、今日は終わり！おつかれー！」


「「「お疲れ様でしたー！」」」





副委員長の私がほとんど進めていた
1回目の委員会がやっと終わった。



でも、そう簡単に帰れるわけでもなく、、、





慧「Aちゃん！先生に提出する議案書だけお願い

していい？」



『だけって！全部押し付けてるじゃないですか！』



慧「俺、受験生だからさ？はい、よろしくね！！」



『え！ちょっと！！』





受験勉強なんて絶対しないのに
受験生だってことを理由にして先輩は逃げていった


でも、私の手には先輩から渡された
100円玉が2枚握られていて、、、


優しいところもあるから
面倒くさいお願いも引き受けちゃうんだよな。






涼「ごめん！手伝いたいところなんだけど、、」



『部活でしょ？それはしょうがないし大丈夫！』



涼「本当ごめんね？」



『だから大丈夫だって！すぐ終わるし？

エースは部活休んでられないからね！！』



涼「いじってんだろ！」



『いじってませーん！でもほんと、頑張って』



涼「おう！」





みんないなくなった3年生の教室から出て
自分のクラスに戻り、電気だけつけて
静かな教室で1人、議案書を書き始めた。














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