サッカーなんかクソ食らえ６【イナギャラ】 (ページ35)

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『父さん……母さん……？どうしてここに……』

父「A、今までお前には不安な思いをさせてしまったな」

母「でももう大丈夫よ。これからは家族皆一緒……」

『家族、皆が……』

両親に近づこうとしたその時、両親の周りを取り囲むように炎が燃えさかった。

その炎を見たAは、あの日の火事の絶望を思い出すこととなった。

『い、いやっ！父さん！母さんっ！！また私を一人にしないでぇ！！』

そう叫びながらAはその場にうずくまった。その瞬間、目の前の景色に亀裂が入り、先ほどまで炎のあったところには、マドワシ草がいた。

『えっ……』

神「A！！」

マドワシ草はA達に容赦なく襲いかかってくる。

その時、さくらと真名部がソウルを目覚めさせマドワシ草を退治した。

『さ、さくら……』

野咲「大丈夫Aさんっ？」

『そ、そういうアンタこそ……その……ありがとう』

その時、退治しきれなかったマドワシ草が好葉に襲いかかる。

九坂「俺もソウルをっ！」

そう言って九坂が前に出たが、九坂は途中で失速してしまい、マドワシ草の謎の体液を体に浴びてしまった。

それを見たバンダは、自らマドワシ草を噛み千切って何とか退治することができた。