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２７３． ページ23
青い宝石のような瞳、白くしなやかな身体、怪しくも神々しいAのソウルは見る者を魅了させた。
シュートを決め同点に追いつき、Aはソウルを解除した。
『どう？これがソウルの……自然の力よ』
Aはアルベガにそう言った。
アルベガは悔しそうな顔をしてAを睨み付けた。
天馬「すごいよAさん！ソウルが使えるようになったんだね！」
瞬木「どうりで自信満々だったわけか」
野咲「でもなんで普通の猫じゃなくて妖怪の方の猫又なの〜？」
『……さぁね。もしかしたら、うちの家の猫が乗り移ったのかも』
Aはそう言うとポジションに戻っていく。その途中に神童の横を通った。
『私は、もう怖がったりしないわ。今なら、何も怖くないもの』
神「！フッ……そうか」
Aは小さく微笑むと自分のポジションに戻っていった。
神「何も怖くない、か……成長したな、あいつも」
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年2月8日 0時
