１９． ページ19
数分後、Aの元に隼総と剣城がやってきた。
部屋にはA含めその３人しかいない。
隼総は今日の試合のことで責任を感じているのか額に汗が滲んでいた。剣城は隼総の斜め後ろで同じように額に汗を滲ませていた。
そして暫くの沈黙の後、Aがようやく口を開いた。
『隼総君、君には失望したよ』
隼「も、申し訳ございませんっ……」
『私は全てのシード達の管理を聖帝から任されていてね。良い働きをしたシードには褒美を、役目を全うできなかったシードには罰を与えなくちゃいけない……』
Aの言葉に隼総の汗と同時に心臓の鼓動も早くなる。
『君は、シードとしての役目を全うできなかった……故に、君には罰を与えなくちゃならない。
こんなことを言うのは些か心が痛むけど、これも私の仕事でねぇ』
そしてAは隼総の前に立って隼総の顎に手を添え上を向かせる。隼総は氷よりも冷たいAの瞳を見て固まってしまった。
『クビだよ』
Aのその冷たい一言に隼総は絶望的な表情になった。
『私は聖帝とは違って優しくはない。役に立たないシードなどこのフィフスセクターには必要ないのだよ。
精々、天河原中でお仲間サッカーを楽しむといいよ。……連れてけ』
そしてAの合図で絶望で固まってしまった隼総はそのまま外につれて行かれ、その場には剣城とAが残った。
剣城は緊張の面持ちでAを見つめる。その顔色は少し青ざめていた。
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ベルモット - 梅こんぶさん» 引き続き読ませて頂きました。わたくしベルモットも、夢小説を投稿しています。イナズマシリーズですので宜しければお読み下さい。お暇な時で構いません。 (2019年9月29日 1時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - すみません、急かし過ぎましたね！どの作品も更新頑張ってください(^^) (2019年9月28日 23時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
こっちー(プロフ) - 梅こんぶさんの作品とてもいいです！これからも更新頑張ってください！ (2019年9月28日 23時) (レス) id: 05cc57f5e0 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 基山都華咲さん» 夜桜シリーズは現在模索中です。これまで何度もお願いはしていますが、更新を急かすようなコメントはやめてください。 (2019年9月28日 22時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
基山都華咲 - 夜桜シリーズも続き更新楽しみに待ってます。早く書いてください！(；ω；) (2019年9月27日 18時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月22日 21時
