痛みを感じない少女～Another Story 3～ (ページ25)

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土「見せてやれよさっきの」

吹「強力なシュートだったよね」

南「ただ見せるだけじゃつまんねーな」

鬼「というと？」

南「俺をテストしてくんねーか？アンタらのチームに相応しい強さかどうか確かめてほしいね。

雷門イレブンVS俺！どうよ？アンタらから１点取れば俺の勝ち、テストに合格だ」

『ほぅ、大した自信だね』

南「自信があるから言ってんだ」

南雲とAはお互いを探るように睨み合う。

円「よしやろう！テスト！

立向居、キーパーやってみるか？」

立「いいんですか！？」

南「おーっとそりゃなしだ。俺は宇宙人をやっつけたやつらとやりてぇんだ。

マジで頼むぜ。紅蓮の炎を見せてやる」

そして全員それぞれポジションについた。

古「準備はいいかね？」

南「んなもんとっくにできてるよ。

円堂！覚悟しな」

ホイッスルが鳴り響いたその瞬間、南雲は突然ボールを蹴りあげ空を飛んだ。

土方「すげぇな」

立「空中戦が得意なんでしょうか……」

南雲は次々と雷門イレブンを飛んで抜いていく。

秋「地面に足がついてるより、飛んでる時間の方が長いかもっ」

立「ボールのコントロールも絶妙ですよっ」

『確かにね……並の中学生の身体能力とは思えないね』

南雲はそのままシュート体勢に入る。

南「紅蓮の炎で焼き尽くしてやる！アトミックフレア！」

南雲の放ったシュートは円堂のマジン・ザ・ハンドを軽く凌ぎゴールに入った。