人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ26)

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それから本番までの期間、毎朝早朝ではAとオールマイトで緑谷の朝練を見ることになった。

緑谷「っ痛」

オールマイト「連続や動きながらだとまだ難しいか」

『内出血してるじゃない。はい、これで冷して』

Aはそう言って緑谷に保冷剤の入ったハンカチを渡した。

緑谷「基本的にはこれまでやってきた事なんで出来るんですけど…これまで以上にギリギリを攻めるコントロールとなると…

何かコツみたいなものってあるんでしょうか」

オールマイト「わからん」

緑谷「……」

オールマイト「私はなんとなくすぐ１００％扱えたからなァ。

言える事は最初期に言ったイメージを作ること。それだけだ…！！

イメージを固めて肌で感覚を覚える！繰り返しあるのみってことかな！」

その時、背後から何かが飛んで来て、Aはそれをノールックで受け止めた。

『何コレ…』

Aが手にしていたのは、羽の生えたようなボールの機械だった。

発目「すみません！お怪我は！？」

緑谷「発目さん！？」

森の中から出てきたのは発目だった。

緑谷「こんな朝から何で…」

発目「私たまにここらでベイビーのテストしてるんですよ！」

『あぁ、これ貴方が作ったのもなのね。気を付けてね』

Aはそう言って発目に機械を返した。