人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ12)

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それから数日後、文化祭の準備のため皆は放課後すぐに寮に戻っていく。

A組の出し物は、バンド演奏とダンスホールを融合したような空間を演出することに決まった。

インターン組は補習で話し合いに参加できないため、殆どが他の者達任せになっていた。

ちなみにAがミスコンに出るということはまだ誰にも話していないのだそうだ。

補習が終ってから、インターン組は寮へ戻ってきた。

切島「うーす」

麗日「補習今日でようやく穴埋まりました！本格参加するよー！」

それから現在決定していることをインターン組は説明された。

バンドのドラム担当は爆豪、キーボードが八百万。そして裏方の演出隊とダンス隊、そして歌とギター数名がまだ決定していないとのことだった。

麗日「へ？歌は耳郎ちゃんじゃないの？」

耳郎「いや、まだ全然…」

峰田「ボーカルならオイラがやる！モテる！」

青山「ミラーボール兼ボーカルはこの僕☆」

切島「オウ！楽器はできねーけど歌なら自信あんぜ！」

そう言った３人だったが、どれも皆から却下されていた。

葉隠「私も耳郎ちゃんだと思うんだよ！前に部屋で教えてくれた時、歌もすっごくカッコよかったんだから！」

耳郎「ちょっと…ハードルあげないでよ；」

葉隠「いいからいいから！」

葉隠はそう言って耳郎にマイクを持たせる。

峰田「オイラたちの魂の叫びをさしおいて…どんなモンだよコラ…？ええコラ！？；」

切島「耳郎の歌聴いてみてエな！いっちょ頼むぜ！」

そして耳郎はマイクを通して歌い出す。その歌声に、皆は感動していた。