夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ47)

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春「ここが島の中心となる、セントラルストリートです！」

綱「南の島って感じだな！いいじゃねーか！元気出てきたぜ！」

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綱「あれ？南の島じゃなくなったぜ？」

目「よく気がつきましたねぇ。なんとこの島は……」

春「出場チームが最大限に力を発揮できるように、そのチームが滞在するエリアには母国と同じ町並みを再現しているそうですよ！

見てください！まるで映画のセットみたいです！」

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春「ここはイギリスエリアですね。町並み再現のために本国から取り寄せた数百年前の煉瓦を使っているそうです！」

「「へ～」」

秋「落ち着いた雰囲気が、歴史と伝統を感じさせるわね～」

壁「紅茶もいいんすけど」

綱「なんだか腹が減ってきたなぁ」

壁「はいっす」

秋「台無し；」

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春「ここはイタリアエリア！地中海の町並みが忠実に再現されています！」

虎「凄いですねこの島！」

染「ここにいるだけで世界旅行ができるじゃねーか！」

その時、サッカーコートを見つけた。

円「あ、古株さん！止めてください！」

キャラバンを止め円堂がグラウンドで練習をしているイタリアチームを見た。

立「あれは？」

風「恐らく、イタリアの代表チームだな」

皆はその様子を食い入るように見ていた。

円「あいつフィールドの真ん中にいるのに後ろのDF陣の動きまで見えているのか！」

ヒ「まるで後ろにも目があるみたいだ」

佐「世界のトップレベルの中でいるそうだ。空から見ているかのように、フィールドの全てを見ることの出来るプレイヤーが」

鬼「フィールドの全て……」

円「これが世界か……！」

『ZZZ』←キャラバンに乗ったあたりからずっと寝てた人