夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ26)

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そして皆が試合前の準備運動をしている。

不「やれやれ、厄介な連中が来たぜ」

鬼「不動っ」

不「まぁこっちにも、日本が誇る天才ゲームメイカー様に勝利の女神様もいるから大丈夫だがな」

鬼「いいか不動、これは皆の力を合わせないと決して勝てない試合だぞ！」

不「フンッ、いいじゃねーか。どうせ俺は今日も出番なしさ。

精々頑張ってくれよ。鬼道クン？」

壁「何なんすかあいつ、頭くるっす！」

綱「放っとけ放っとけ、言わせときゃいいんだよ」

『不動か……』

鬼「A、今日の試合も頼んだぞ」

『うん。サポートは任せてよ』

その時、久遠が円堂を呼んだ。

久「円堂」

円「はい！」

久「この試合、イナズマジャパンは勝てると思うか？」

円「え……勿論です監督！俺達は絶対勝ちます！勝って世界に行きます！」

久「……お前には何も見えていないようだな、キャプテンでありながら」

円「え？」

久「今のままではイナズマジャパンは絶対に勝てない。それがわからないお前は、キャプテン失格だ」

円「ど、どういうことですか監督！？」

久「今のお前は必要ないということだ。このチームにはな」

円「！！」