夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ24)

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７４．ページ24

円「皆、いよいよ決勝戦だ！絶対に勝って世界に行くぞ！」

「「おう！」」

「元気そうだね」

聞き覚えのある声がし一同はそっちを見る。そこに居たのはアフロディだった。

ア「それでこそ、全力で倒す価値があるというもの」

円「あ、アフロディ！」

そしてその後ろにはかつてエイリア学園だったバーンこと南雲晴也とガゼルこと涼野風介がそこにいた。

涼「やっと会えたね」

南「長くて退屈したぜ、決勝戦までの道のりは」

ヒ「ガゼル！？」

緑「バーンまでもっ、何故ここに？」

ア「涼野風介、南雲晴也、彼等もまた僕のチームメイトだ」

円「それじゃあまさか……」

ア「そう……韓国代表、ファイヤードラゴン」

円「え、でも、なんで……」

ア「不思議ではないだろう。僕が母国のチームに選ばれても」

鬼「母国？」

南「俺達はアフロディにスカウトされてこのチームに入ることを決めた」

涼「もう一度君達と戦う為にね」

ア「かつての僕達だとは思わないことだ。各々が過酷な特訓を重ねた……

そしてこのチームにはチェ・チャンスウがいる」

そして前に出てきたのはそのチームのキャプテンのチェ・チャンスウ。

チェ「初めまして、イナズマジャパンの皆さん。いい試合にしましょう」

円「あぁ！」

チェ「でも、気を付けて……決勝戦のフィールドには龍がいますから」

円「龍……」