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２７６． ページ26
グリーン「バイオレット！皆無事か！？」
他寮の監督生達も騒ぎを聞きつけその場に駆けつけてきた。
バイオレット「うん、皆いるよ」
バイオレットの発言に驚くシエル。
シ「これは……妙なことになってきたな」
セ「えぇ、やはりP4はデリック様達について何かを隠していますね」
シ「デリックがいないならこれ以上やっても意味が無い、火を消せ！」
セ「御意」
セバスチャンはその後、火を消すために大量の水を持ってきて生徒達と共に鎮火した。
『……行かなくていいのか？シエルよ』
シ「あいつに任せておけば問題ないだろ。お前こそ、いつまで僕の頭の上に乗っているつもりだ」
『何だ、人間は猫に甘えられるのが幸福だと聞いたがな』
シ「主人の頭に乗る侍女がどこにいる！」
シエルはAをつまみ降ろした。
『可愛げのない主だ。もしかして犬派か？』
シ「うるさい黙れ」
Aはシエルの横にちょこんと座って火が鎮火される様子を眺めていた。
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年3月19日 18時
