モコモコへ ページ20
こっちこそありがとな。
こっちも、ウチっていうときは、本来の自分やで。
私っていうときは、大体良い子ぶってる。
ウチさ。友達はおるんやけど、親友はおらんかったんよ。
だから、モコモコが初めての親友やねん。
ウチ、親友って認めてもらえてすんごい嬉しかったんねん。
親友や!って思ってた人に友達以上親友以下って言われてつらかったんねん。
その人は好きでも嫌いでもなかったんやけど、なんか少し苦手なんよ。
自分の意見ばっかいうねん。
でも、それは自分が一緒にいて、否定してないんやから、とりあえず一緒におる。
でもな、やっぱりつらいって思うときがあるんよ。
でも、モコモコと話してると、自然と楽しくなるんよ。
これこそ本当の“親友”なんじゃないかって。
部活、頑張れ!
ウチはずっと応援しとるからね!
信頼してくれてありがとな!
ウチもその一言でめっちゃ元気でたわ。
そんならこっちも教えたるわ。
ウチな、家も嫌いなんねん。
ウチの祖父と父がめっちゃ仲悪くて、同じ部屋におるだけで雰囲気悪くなんねん。
それに、ウチの母は生まれて3ヶ月のときに、癌で亡くなったんねん。
だから学校で、「お前お母さんおらんが?うっわ可哀想!!ww」って嫌味いってくんねん。
家におるときは、祖母しか信じれる人おらんねん。
学校でも信じれる人は1人。幼馴染だけや。
だから、モコモコが信じれる人になってくれて嬉しいねん。
こっちこそ、ほんまにありがとな。
合作やめても、ずっと喋っとりたいわ!
これからもよろしゅーな。
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作者名:鳳凰紅葉 x他1人 | 作成日時:2019年7月10日 22時