23あしあと ページ23
「ぎゃーーーん！！」
俺はエースの火拳をギリッギリで避ける
うおおあぶねえぇぇ！！
マジで撃つじゃんマジで撃つじゃん！？
「避けるんじゃねえ！！」
「殺されそうになってんのに避けねえ訳ねえだろお！？」
俺は避けつつエースに訴える
「頼む！話を聞いてくれエース！俺はアンタに助けられたファングなんだ！」
「テメェ…性懲りも無く……！！」
「本当なんだよ！じゃなかったらこの耳と尻尾の説明つかねえだろう！？」
「！？…いや確かにそうだが……」
お！？良い感じに伝わったか？
エースは拳を下ろす。けどその拳にはまだ炎がまとわりついたままだ
よし、この調子で……
「だがアイツは狼だ。そんな人間の姿なんてしてねえ！！」
「うぐっ…それはそうなんだが！朝起きたらこうなってたんだよ！」
「誰がそんな話信じる！？」
エースは再び炎が纏った拳を振り上げる
「そんな……」
気づいた時には俺の背後は海だった
クソ……ここまでかよ……
なんだよ…ちょっとは俺の話に耳を貸してくれたっていいだろ！？
狼の時はあんなに俺の事を大事にしてくれてたじゃねえか…！
見た目が変わっただけでこんな……
「なんだよ……だったら……」
だったらなんで……！！、
「だったらなんであの時あの浜辺で俺の事船に乗せたんだよぉ！！」
「な…！？」
ぺしょりと耳を下げて俺は俯いた
どうせ殴られて海にドボンだ
だったらもういい。もう、このまま＿＿＿＿
と思っていたがいつまで経ってもエースからの攻撃はこない
ん？やけに静かだな？
俺は顔を上げて様子を見る
すると＿＿＿＿
「え…」
エースは驚いた顔で俺を見ていた
手に纏わせていた炎も消えている
というかいつの間にかサッチやマルコも俺の傍まで来ていた
「お前……本当にファングなのか…？」
「だから、さっきからそう言って＿＿＿」
「ファングだ」
「え……？」
サッチが驚いた顔で俺に質問をしていると、エースが一言呟いた
「あの時の事を知ってるのは俺とファングだけだ。間違いねえ」
「エース…！」
するとエースはその場に胡座をかいて座る
そして顔の目の前で両手を合わせて＿＿＿＿
「すまなかったファング！！お前の事を信じてやれなくて！！」
「エース……」
エースは頭をこれでもかってくらいに頭を下げていた
土下座じゃなくて胡座をかく辺りがエースらしいが
「信じてくれてありがとうな、エース」
俺はエースと目線を合わせて感謝を述べた
「悪がっだファング〜！！！！」
「ぅお！？？」
エースは泣きながら俺を抱きしめてきた
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gxh - 更新待ってます！ (2月1日 21時) (
レス) @page25 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - フウマさん» フウマ様はじめまして!!労いのお言葉ありがとうございます!!🙏✨久々に更新が出来ました!!コメントしてくださりありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - 十六夜紅葉さん» 十六夜紅葉様こんにちは!!分かります!可愛いともふもふは正義ですよね!!✨海軍も顔負けですよ!!(?)ご感想とコメントありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 初めまして、更新お疲れ様です！ (11月5日 13時) (レス) @page24 id: 20896eb70c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉(プロフ) - かわいい､､､。やっぱりもふもふ最強ですね！ (2022年12月18日 8時) (レス) id: 3b8feebb6c (このIDを非表示/違反報告)
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