21あしあと ページ21
変わらぬ日常
そんなありふれた日々がとても愛おしい
と思える事件が起きるのをこの時の俺は思いもしなかった
それはいつも通りの日々を過ごして一夜が明けた次の日であった
いや本当に
なんでそうなるのさ？？って思ったわ
俺はいつもの様に自分用のベッドから起き上がった
うぅーーんっと伸びをしようと前足を伸ばした
時だ
「……………………」
うん？？？
なんか。目の前にあるんだが？？
なんだこれ？？
そう。俺の目の前には立派な男の両手が
あー？ははーん？？
さてはエースかサッチが俺にくっついて寝たな？？
そう思って後ろを振り向く
だが
(あ？)
誰もいない
いやいや。そんな馬鹿な
そう思って振り返るが誰もいない。もう一度言う。誰もいない
じゃあこの両手は？
もう一度前を向けばその男の両手は確かにあるのだ
…………いや？
変な感覚がした。その両手、俺が右前脚を動かせば反応するのだ
右、左、右、左と何度も動きを繰り返す
何度やっても同じ動きを繰り返した
あーーー……何かのイタズラか？？
今思えば普通気付くものだが、この時の俺は相当アホだった
というか犬…じゃなくて狼として過ごした期間が長かった為に
感覚を忘れていたのだ
“人”であったことを
ああ。もうお気付きだろう？
そうなんだよ。俺は＿＿＿＿＿
(あっ……まさか……………！？)
姿鏡の前へ慌てて駆け出す
何故か足はもつれ、上手く走り出せない
それどころかいつもの様に軽やかに歩くことも出来ない
なんだよこれなんだよこれなんだこれ！？
鏡の前へ辿り着いた途端、俺は絶句した
「＿＿＿＿＿＿＿。」
鏡に映し出された姿は、どっからどう見ても人間の好青年だったからだ
青銀色の髪と瞳、身体付きは逞しく筋肉がしっかり付いていた
更には頭の上らへんには獣耳。そして尻の上らへんには尾っぽの感覚
世でいう。そう
ケモ耳系男子というやつ
「ギャーーーーーーーーッッッ！？！！！？！？？？！？」
これがいつもの日常から非日常に変わった瞬間の
俺の第一声であった
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gxh - 更新待ってます！ (2月1日 21時) (
レス) @page25 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - フウマさん» フウマ様はじめまして!!労いのお言葉ありがとうございます!!🙏✨久々に更新が出来ました!!コメントしてくださりありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - 十六夜紅葉さん» 十六夜紅葉様こんにちは!!分かります!可愛いともふもふは正義ですよね!!✨海軍も顔負けですよ!!(?)ご感想とコメントありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 初めまして、更新お疲れ様です！ (11月5日 13時) (レス) @page24 id: 20896eb70c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉(プロフ) - かわいい､､､。やっぱりもふもふ最強ですね！ (2022年12月18日 8時) (レス) id: 3b8feebb6c (このIDを非表示/違反報告)
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