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腰は生涯大切に ページ29

ピコピコ・・・ピコピコ。

朝から縁側で日向ぼっこしながらゲームなう主です。

今日もブラック本丸は平和です。
ブラック本丸が平和っておかしい気がするけど。

ここの本丸にはまだブラックな部分が沢山ある。
がそこをあのにっかり青江さんに会って以来一度も行っていない俺である。

『・・・・・・・・・』

無言でマリオ。コノハマリオになり、空を自由に飛びながらコインを取りまくる。

順調に終わりに近づいてきた時「よっこらせ」という声と腰のビキッ!という音が響く。

『・・・ッあああああああああああぁあぁああぁああ!』

「あなやっ!」

ビックリして飛び降りたのは三日月さん(2回目)だった。何故俺を縁側だと思い込んでいるのだ。
本当に疑問だらけである。


『三日月さ・・・に、2回目・・・』

「そ、それはすまなんだ・・・!」

悪気がないのは分かる。けど、もうゴール直前だったのにここでミスるのは痛いものである。

『ん、ぐ・・・』

「座り心地が悪い縁側だとは思った・・・思ったのだが・・・」

『思ったのなら早くどいてくださいよっ!』

「立ち上がるのが辛くてそのまま体重をかけてしまったのだ、すまん」

『俺も立ち上がれなくなってしまったぜ、あなや』

「じじいに掴まれ、どれ。起こしてやろう。それぐらいは可能だぞ?」

俺はおじいちゃんの腕に掴まって立ち上がろうとした・・・が。

ビキッ!

「ん”ぅっ!!」

今三日月さんの腰が悲鳴をあげた。

三日月さんは半腰状態、俺は掴まった体勢のまま動けなくなったしまった。
絶体絶命ピンチ!

『み、三日月さ・・・いぎ、いぎてます?』

「・・・・・・・・・」

『あ・・・れ?三日月さん?』

「・・・・・・」

『三日月ンンンンンンンンンンンン?!』

三日月さんは左手で腰を支えたまま昇天してしまっていた。

その顔はたいそう、安らかな顔をしていた。

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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月16日 23時

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