今度の審神者は超怖がりでした《参》 (ページ3)

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演練から本丸までの会話ページ3

演練が終わり、帰宅する一行。

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ･･･明日、俺は動かないからな！絶対動かないからな！ナマケモノになるからな！』

｢カッカッカッ、無事勝利出来たのだから気分がいいな｣

｢ボクたのしかったです！｣

｢俺も楽しませて貰ったぞ、やはり戦は血がたぎるな｣

『ぁううううぉおおおお･･･血言うな！赤い液体と言いなさい！やめてやめて。想像しちゃう、みんなのギラギラした顔と返ってきた赤い液体･･･楽しいのは貴方方だけだよ･･･審神者の寿命縮んでる･･･かなりキてる･･･』

｢カッカッカッ･･･主殿は血が騒がんのか？血がたぎって戦場の楽しさを感じないのか？｣

『お主絶対ワザと言ってるよね？赤い液体って言ってね？主の前でbloodは口出し禁止！』

｢主、血｣

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞカネさｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞﾝ！！おばけ想像しちゃう！バイオハザード想像しちゃう』

｢ブハッ･･･！っく･･･ww主が狂った｣

『主は元々狂ってますぅ！はいはい、良かったね！面白いね！』

もう今回の演練もドキがむねむねしたよ。ほんと。
前より赤い液体飛んでたから思いっきり叫んでしまった。対戦席で見るのはいいけど高い所から見るから高い所がダメな症出てしまったし。身体も心も制止してました。

｢あるじさまは、ナゼ赤い液体がにがてなのですか？｣

『お化け屋敷で垂れ流し状態のお化けの人形が襲ってきたからです。トラウマでした』

｢それは、おつかれさまでございました｣

今剣くんが何とも心配そうな顔で観るから思わずどないしたかと思ってしまったよ。こやつらはお化け屋敷を怖がらないのだろうか。カネさんさん以外。
何故だ。普通は怖がるだろ。何故なのだ。

｢あ、おい、主！｣

『何でしょ･･･』

｢がぉぉおおぉおおおっ！！｣

『･････････』バタッ

｢ん？気絶したぞ｣

声をかけられて振り返ると岩融さんが驚かせてきた。一瞬心臓止まった。俺はそのまま落下。ビックリしすぎての落下。

｢しんだフリかもしれませんよ･･･ﾕｯｻﾕｯｻ｣

｢･･････｣

｢動かないな････｣

｢｢｢主(さま)！！！｣｣｣

この後俺は目を覚ましたあと、みっちゃんに怒られる岩融さんを見た。