こんのすけの可愛い所 ページ20
『・・・・・・前審神者ねぇ・・・』
「どうかされま『ぎゃァァァァァァ!!』したか?」
縁側で座って考えていたら、こんのすけがいきなり上から降ってきて今一番の声を上げる。心臓はバックバクである。
『おまっ・・・もっ、ばか、ばかばかやろ・・・』
胸らへんを抑えゼフーゼフーいう俺を目の前にしょげたこんのすけが目をうるうるさせながら許しを得てきたので・・・まぁ、・・・許すとしよう。俺もそこまで鬼じゃない。
「ありがとうございますぅ、こんのすけ嬉しいっ!撫でて!撫でてください!わっふわっふぅ!」
『・・・・・・・・・・・・』
「どうしました?わっふ、わっふぎゃっ!」
コンコンじゃねぇのか。コイツ、アップロードでもされたか?わっふわっふって何語だよ。
『なんか、コンコンじゃないから調子狂う』
「だからって目潰しぃいいいいいい!目がァァァァァァ!」
短い足で目を覆う気だろうが当然届かず空振りしている。お前ピカチュウでも届いてんだぞ。ほっぺすりすりも出来るんだぞ。あぁ可愛い。
「こんのすけも可愛いですから!負けてませんから!」
『自分から可愛い言う時点でダメ・・・お前はずっとコンコン言ってなさい!その方が可愛いから!』
「可愛い?・・・・・・コンコン」
『・・・・・・』
「コンコン・・・コンコン、コンコン!」
『なんか腹立つ・・・コーン食べたくなってきた』
「言い出しっぺ!!審神者様酷い!こんのすけ酷い扱い!もう!コンコン!」
『さり気なく使いやがって・・・気に入ってんじゃねーか!』
「きに、気に入ってないもん!こんのすけは、わっふわっふ派だもん!」
コーン派とワッフル派みたいだな・・・。なんか。
お前と言うやつは愛らしいというのがないのか。
可愛いと思うの同族喰らいしている時(油揚げ食べてる時)だけだぞ。
『はぐはぐ同族喰らいしやがって・・・俺はそこが好き・・・・・・・あ』
しまった・・・という顔をした俺。
「さ、審神者様、今好きと・・・好きと言いましたね?」
『い、いい、言ってない!断じて言ってない!』
「ふふ、こんのすけは聞きました・・・」
こんのすけは嬉しそうにモフ毛を俺に近づけてスリスリしてくる。もう・・・いいや。
「こんのすけ嬉しい。やっぱり審神者様、こんのすけは可愛いから・・・ふふ」
『おい』
「そんな顔を赤くしなくていいのですよ・・・ふふ」
『・・・・・・』むしっ!
なんか腹たって逆毛にしてやった。
「ぎゃァァ!!」
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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月16日 23時