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9話 ページ9

「んで、なんで泣いてたんだよ?」


しばらく歩いた後、そこらへんにあったベンチに二人で腰をかけた


「何で…って言われたら…うん…」


いざ13言おうとすると喉が突っかかって言葉に出せなくて、もし言ってしまったらこんな救いようのない私を13は嫌ってしまうのではないかと突然怖くなった


「何だよ、今更勿体ぶってお預けは流石に我慢できねぇーなァ…」

「ッ!」


目元を細め、不機嫌そうにしながら突然グイッと顔を近づけてくる13

そしてしっかりとこちらに目を合わせながら


「何を今更俺に遠慮する必要があるんだ?」


そう言ってジッと私を見つめる彼に対し、俯き黙っているとハァーとため息をつけばゆっくりと私から離れた


「言わないのなら当ててやるよ…どうせアダムのことを引きずる自分に嫌悪感を抱いて自暴自棄になったってところだろ?」


全てが当てはまっていて思わず13を凝視してしまう

そんな私を鼻で軽く笑い


「お前のことなんてお見通しなんだよ、バーカ」


と悪態っぽく言ったかと思えばそっと優しく頭を撫でられる


「だから俺に隠し事なんて出来ねぇーんだよ
ほら、諦めてお前が今辛く思ってることでも何でもいいから全部俺に吐き出してみろよ」


そう言って な? とクシャリと笑う彼


何故…そんなにも優しくて、そんなにも安心感を与えてくれるのだろう


そんな13に私はただただ救われていく



「うん…わかったよ…」



だからこそ、このアダムに対する想いも過去も全て話してしまおう

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Omiso(プロフ) - 白虎さん» またのコメントありがとうございます!私も少しこの小説を終わらせることに寂しさを感じちゃいました(笑)けれどこの作品を良いと言って貰えてとても満足しています!次回作は考え中なのでいつになるのか分かりませんが頑張ってみますね!本当にありがとうございました! (2019年4月28日 1時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 完結おめでとうございます…! そしてお疲れ様でした! 終わってしまい少し寂しい気もしますが、やっぱり感嘆しました…! とても良い作品を書いてくださってありがとうございました、次作の方、楽しみにしてます!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: e2f4e0cbf0 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 13推しさん» 最後まで応援ありがとうございました!貴方様のコメントがとても励みになっていました!この作品を素晴らしいと褒めて下さり、読み返していただけるなんて嬉しすぎるお言葉とても感激です!本当に最後までこの小説につきあって下さりありがとうございました!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - mikuri1024さん» またのコメントありがとうございます!!今回の小説では病みの13はいませんでしたが、純粋な13を楽しんで頂けてられてたのならとても安心しました…。次回作についてはまだ考え中ですが貴方様の応援の言葉とても嬉しく思います!!本当に最後までありがとうございます! (2019年4月27日 23時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
13推し(プロフ) - 完結お疲れ様でした!!いやぁー、とても満足出来ました!素晴らしい作品をありがとうございます!これからもちょくちょく読み返します(笑) (2019年4月27日 23時) (レス) id: ad78e4c495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Omiso | 作成日時:2019年3月26日 22時

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