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24話 ページ24

アダムサイド


「すみません…貴方とはもう…」


別れを告げようとすると彼女は泣き喚き、酷く声を荒立て


「嫌ッ!私はアダムと別れたくない!!」


首を横に振りながら拒否し続ける

そしてしつこく別れたい理由を聞きたがる彼女

だが、確実な理由なんてものはなくて唯一言えることと言えば彼女をもう好きではなくなったということ

それを素直に告げると、彼女は先ほどの大きな声も勢いも失って

ただただボロボロと涙を流しながら


「ッ私の何処が…ダメ…だった…の…?」


そう言って理由を求めてただその言葉を繰り返す

そんな彼女の姿が不意に昔のAと重なって


〜〜


「なんで…ッ…私と別れたいの…?」

「ただ好きな人ができただけだ…だから別れよう」


〜〜


結局俺はAを放ったらかして部屋に戻ってしまった

だが、その日はAの声が耳にこびりついて寝れなかった


最低なのは分かってる


今となって濁って気付かなかった想いに気付いてしまった


Aに好意を寄せてしまっているこの想いに


だが、今更気付いたところでどうしろと言うんだろうか

好きだ なんてAに伝える資格なんて正直今の俺にはない

しかしだからといって、黙ってその想いに蓋をして、静かに彼女を見守っているのか?


ふと視界の片隅に入る13とAの二人の姿


こちらに目もくれずに、二人で仲良く手を繋いでいる姿を見て途端に心はグシャリとかき乱されて、嫉妬という感情で覆い尽くされる


あァ…この際クズだろうと最低だろうと何を言われたって構わない


俺はA…彼女の側にまた居たいと願ってしまうからこそ


包み隠さずにこの想いを彼女に伝えてみよう

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Omiso(プロフ) - 白虎さん» またのコメントありがとうございます!私も少しこの小説を終わらせることに寂しさを感じちゃいました(笑)けれどこの作品を良いと言って貰えてとても満足しています!次回作は考え中なのでいつになるのか分かりませんが頑張ってみますね!本当にありがとうございました! (2019年4月28日 1時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 完結おめでとうございます…! そしてお疲れ様でした! 終わってしまい少し寂しい気もしますが、やっぱり感嘆しました…! とても良い作品を書いてくださってありがとうございました、次作の方、楽しみにしてます!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: e2f4e0cbf0 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 13推しさん» 最後まで応援ありがとうございました!貴方様のコメントがとても励みになっていました!この作品を素晴らしいと褒めて下さり、読み返していただけるなんて嬉しすぎるお言葉とても感激です!本当に最後までこの小説につきあって下さりありがとうございました!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - mikuri1024さん» またのコメントありがとうございます!!今回の小説では病みの13はいませんでしたが、純粋な13を楽しんで頂けてられてたのならとても安心しました…。次回作についてはまだ考え中ですが貴方様の応援の言葉とても嬉しく思います!!本当に最後までありがとうございます! (2019年4月27日 23時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
13推し(プロフ) - 完結お疲れ様でした!!いやぁー、とても満足出来ました!素晴らしい作品をありがとうございます!これからもちょくちょく読み返します(笑) (2019年4月27日 23時) (レス) id: ad78e4c495 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Omiso | 作成日時:2019年3月26日 22時

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