聖なる夜 3話 蓮side ページ6
「やべ、遅くなった」
後輩に飲みに行こうと絡まれ
Aへのプレゼントを買うともう8時過ぎ
流石にやばい
「はぁはぁ」
全速力で家まで帰り、家に中に入ると
「あ、良い匂い」
凄く美味しそうなご飯の匂いがした
「ただいま」
シーン
「あれ?」
返答がない
怒ってるのかな
当たり前か
結婚して初めてのクリスマスなのに連絡もないし
帰るのが遅いし
「A〜?」
部屋のどこにもいない
「ん?」
ベランダへの扉が少し開いていた
「おい!!」
そこには缶ビールを持ちながら寝ているAがいた
寒いからか赤くなっている鼻先
泣いた後が残る頬
「悪いな」
俺はAを抱え、部屋の中に入った
「よっと」
とりあえずベットに寝転ばせた
「A、大丈夫か?」
「んん〜れんくん?」
「そうだ、遅くなって悪い」
「ん〜ん、でもさみしかった......」
「そうだな、悪い」
「プレゼント、あげる」
「お、ありがと」
Aの頭を優しく撫でた
「プレゼントは.......」
その次に聞こえた言葉に驚いた
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年12月21日 0時