バレンタイン 兄夫婦の場合 ページ34
「はい、どうぞ」
私はバレンタインのチョコを渡していた
家は男の子ばかりだからチョコを手作りすることにした
「ママありがとう!」
私は空斗に小さなチョコを食べさせた
「パパは?」
「ん〜パパはお仕事かな?」
実は優斗はパパにチョコじゃなくてお菓子を渡そうと決めていたらしい
早く帰ってきて欲しいって意味も込めて
「やだ!!早く帰ってきてほしいよ!」
「そうね、電話してみようか?」
「うん!」
私は秋斗くんに電話をかけた
「出ないわね.....」
「うん.....」
「大丈夫よ、バレンタインじゃなくなっちゃうけどいつでも渡せるからね」
「そうだけど.....」
「ふふ、来年更に頑張ろうね」
「うん!」
私は彼に渡すつもりだったチョコをあけた
長持ちするけどいつ渡せるかわからないからね
来年
私も来年渡せたらいいな.....
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年12月21日 0時