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奨「蓮、Aちゃん大丈夫！？」
後部座席から奨くんの声が聞こえる。
体の震えが止まらず、
蓮くんが優しく背中をさすってくれた。
蓮「A、大丈夫？
ゆっくりでいいから…ゆっくり呼吸して。」
『っ…。蓮くん…すみません…っ。』
瑠「俺が台本忘れなかったら
こんなことにならなっかすね…。
本当にすみません…。」
奨「瑠姫のことがなくても
いつか起きてたかもしれないから。
他のメンバー巻き込まなくて良かったよ。
嫌がらせの域を越えてるから…
明日、事務所に報告しよう。」
それから、何とか落ち着きを取り戻し、
3人をマンションへ送り届け、自分の家へと向かった。
あのライトの光を思い出すと
心臓が今でも落ち着かない。
また5年前と同じことが起こるかもしれない。
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5年前…
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5年前、私はとても小さな事務所で、
アイドルグループのマネージャーをしていた。
担当していたグループの知名度は
そこまで広くなかったけど…
(あまり大きな声では言えない)
でも、それなりに一部のコアなファンはいて
ライブ活動なども積極的にしていた。
中には過激なファンもいたから
今回みたいに帰りにつけ回されたり
追いかけられることもあった。
最初はグループのメンバーに対するものだと
思っていたけど…
たまに、マネージャーの私に対する
悪質なメッセージなどが届く事もあった。
好きなグループのメンバーと一緒にご飯を食べたり
送迎したり、近い距離にいたから…
ファンの方からしたら気に食わなかったんだと思う。
ある日、ライブ会場で後片付けをして
裏口から出た時、
「ねぇ、あんたがAさん？」
『えっ、あぁ、はい？』
その会話の後の記憶が私にはない。
あるのは、頭に強い衝撃が走って
気付いた時には病院のベッドの上だったことだけ。
あの日のことを思い出そうとすると
頭が割れるような痛みに襲われてしまうから
もう考えないようにしていた。
橘さんはあの時、私に起きた出来事を知っている。
でも、教えてはくれない。
また同じことが起きたら…
みんなに迷惑はかけたくなし、かけられない。
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Mii5(プロフ) - 絵未莉さん» コメントありがとうございます！更新が滞っておりすみません(._.)更新再開しておりますので、また読んでいただけると嬉しいです。引き続き、よろしくお願いします！ (4月25日 0時) (
レス) id: 3622881a06 (このIDを非表示/違反報告)
絵未莉 - 続きが気になります (4月23日 2時) (レス) id: 1d37fee5ab (このIDを非表示/違反報告)
Mii5(プロフ) - みんみんさん» みんみんさん、気付いてくださりありがとうございます！大変失礼しました。一度見直して修正しております！読んでくださりありがとうございます！ (3月30日 22時) (レス) id: 3622881a06 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - メンバーの名前間違ってます。×鶴坊⚪︎鶴房 (3月30日 16時) (レス) @page7 id: 509f38a505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mii5 | 作成日時：2024年3月27日 0時
