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ずっとわかってた。
この学校のスクールカースト。
なぜ、こんな事が許されてるんだ。
成績上位者と、問題児。
先生でさえ黙認して、そのカースト制度によって差別される人がいる。
神田くんが私の気持ちを読んだように、言った。
「間違ってるかもしれない。
それでも、この学校ではこれが真実なんだ。
日本でもトップレベルの頭脳を持つ生徒と、非行に走る問題児が混在するこの学校では。
遠山さん。
僕は、戸村が憎いわけじゃないんだ。
ただ、遠山さんが、一生懸命勉強して入ったSクラスから追い出されるのを見たくないんだ。」
その言葉は苦しそうで_______
何かを悔やんでいるようにも見えた。
神田くんが、本気で心配してくれてるんだろうな、と思えた。
それでも、好きなんだ。
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かぷりちお - コメントありがとうございます!亀更新ですが、完結は必ずしますので、気長に読んでくださると嬉しいです! (2018年8月24日 2時) (レス) id: 0810d4d9bb (このIDを非表示/違反報告)
G - 続き気になる (2018年8月22日 16時) (レス) id: cad32de435 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 続き書かれる予定はありますか、、、?設定が面白いので思わず読み入ってしまいました笑 (2018年8月22日 11時) (レス) id: 5cff57e74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かぷりちお | 作成日時:2018年6月27日 19時