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甲高い銃声の音。
ヒュッとナイフを素早く動かす音。
そして、
どさりと倒れていく人々の音。
軽く30人近くの手下たちを
私たちはほんの5分で倒した。
今日早く切り上げたい。
私は私自身を急かした。
建物内に入ると、
すぐに葉組の組長は顔を出した。
どうやら、組長は女の人らしい。
「もう来たの?早かったわね!」
『ふふ、お褒めの言葉ありがとうございます』
「褒めてないんだけど。
何?舐めてんの?お前らさっさと殺れ。」
『ころん。』
「はいはーい」
手下たちはころんに任せてっと。
私は組長さんとお話でもしようかしら。
『なんでこんな争いをするの。』
「あ"?」
『こんなつまんないことして、恥ずかしくないの?』
「お前、何が言いたいの?」
『目立つことばかりして、あなたに何か得があるの?
理解が出来なくって。』
「……なんだその目は…!哀れんだ目で見るな!」
『っ…!』
左腕にナイフが刺さった。
痛い…でも……私は任務を遂行しなければならない。
ころんも頑張ってくれてる。
私が頑張らなくちゃいけないの。
私には待ってくれてる人がいるから…
『ごめんなさい。』
「……は?」
『私は任務を遂行しなきゃいけない。
次また会う時は普通の女の子として生きてほしい。』
「やめっ…」
私はそのまま、彼女に銃口を向け
引き金を引いた。
『ごめんね』
目の前で倒れる彼女は涙を流していた。
彼女はきっと、好きでこの道を歩んだわけではないと思う。
この道を歩むしか選択肢はなかったんだと思う。
私の腕を刺した時に戸惑った顔をしていた。
ちゃんと、分かってるからね。
来世では普通に生きて。
「こっち終わったよー」
『…』
「A?」
『……ころん…ごめ……』
「A…?A……!!!」
私はころんの声と焦った顔を最後に
視界が真っ白になった。
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めあり(プロフ) - キララさん» キララさん何作品もありがとうございます〜…!!(∩ω∩*`) (2021年2月16日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
キララ - 3つ目も楽しく読ませていただきます! (2021年2月16日 23時) (レス) id: 97464f7e6f (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 蝶花さん» わわわ!ありがとうございます!頑張りますっ! (2020年12月7日 17時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新待ってます! (2020年12月7日 15時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 冷凍みかんさん» コメントありがとうございます!素敵なお言葉、光栄でございます!!頑張ります! (2020年12月6日 10時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めあり | 作成日時:2020年12月2日 22時