悲惨 ページ6
『あ、、』
彼女がニコッて、うっとりするような笑顔で私の方を見た。
『勝ち目なし、、』
大倉さんも彼女の笑顔に魅了されたのか、ずっと笑顔で話してる。
藤「Aちゃん、今だけ我慢してね(汗)」
大倉さんのファンで、名古屋でもいいからどうしても行きたいって、彼女の強い希望だったそう。
『取られたらどうしよう、、』
藤「それは、、」
『うそ！嘘です！ごめんなさい(笑)』
思わず出た言葉を慌てて取り消した。
かれこれ２時間、ずっと二人で話してて、
だんだんボディタッチも増えてきてる。
二人で大笑いした時、彼女が大倉さんに抱き付いた。
『、、帰る、、』
藤「あ、、ちょ、、(汗)！」
１泊分の荷物が入ったバッグを持って店を出ようとしたら、
藤「待って！ホテル分かる？」
『あー、、分かんない。』
藤「◯◯ホテル。部屋番号は、、」
『大倉さんと一緒？』
藤「はい、、一応。」
『藤沼さん、交換して？』
じゃないと、どっかの漫画喫茶で一晩明かして一人で帰ります、って言ったら、
藤「わ、分かりました(汗)！」
藤沼さんの部屋のカードキーをもらって、先にホテルに向かった。
携帯に着信もないし、きっと楽しい時間を過ごしてるんだ。
もうすぐ日が変わる時間。
日曜日だから人通りは少なくて、クリスマスが終わった街並みは何だか物寂しい。
何だか寂しくなってきて、涙が溢れそうになった時、
「あー、大倉忠義の彼女じゃん！」
テンション高い声が聞こえて、そっちを見たら、
完全に酔っぱらってる男女４人組がいた。
ペコッて頭を下げて通り過ぎようとしたら、
男「はい、ストップー！」
『、、何ですか？』
女「知ってる？ツイッター、、」
『ツイッター？』
女「大倉忠義の彼女の小倉Aを潰せ！っていうヤツ(笑)」
あるだろうなとは思ってた。
けど、関係ないところの話だと思ってた。
男１「マジ可愛いよね♪」
男２「夜はどんな顔すんの？」
二人が私の行く道を遮って逃げ場がない。
『退いて下さい。』
女「強いねー(笑)でも足震えてるよ？」
そう言いながら、横から私の膝を蹴ってきて、
力が入らないから、あっさり倒れてしまった。
男１「すげー、、お肌ツヤツヤ♪」
顎を持ち上げられて、キスされそうな距離で話すから、
『いや、、止めて(泣)！』
顔を横に背けようとしたけど、力が強くてビクともしない。
とっくに日は変わってて、クリスマスでも何でもないただの悲惨な日になった。
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ひよりん(プロフ) - アホでゴメンね(〃∇〃) (2017年2月8日 19時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - 悪女はみんな艶子さんwww ウケました！続き読んできまーす！ (2017年2月8日 0時) (レス) id: b3c1d3dff6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 智恵にゃんさん» こんばんは＼(^o^)／あの艶子さんと違うねんヽ(・∀・)ノ悪女はみんな艶子という名前だという、アホなひよりんの固定観念から来るものです(*￣∇￣*) (2017年2月7日 17時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - ひよりんさんおはようございます！朝から読ませていただきました。艶子さんって前に大倉さんとデートされてた方ですかぁ？？(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ) (2017年2月7日 8時) (レス) id: b3c1d3dff6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» お疲れさまー！頑張って更新するから、ゆずも頑張れーヽ(・∀・)ノ (2017年2月2日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年12月24日 20時
