明日も５ ページ6
「待って…！本当に戦わなきゃいけないの…!?」
間一髪、かっちゃんの攻撃を避けて地面に滑り込む
いくら言ってもかっちゃんは次の攻撃の準備をしていて、待ってくれそうには無かった
BOOM!!!と次の爆発が来て、また避ける
「待ってって…！」
「逃げんな!!!戦え!!!」
間髪入れずに次の攻撃が来て、避けながらシュートスタイルで蹴りを入れる
初めての僕の攻撃
「っ、」
それを避けたかっちゃんか地面に座り込んでしまった
「だ、大丈夫？」
「俺を心配すんじゃねぇ!!!!!!」
伸ばした手は叩かれた
「戦えよ!!!何なんだよ!!!何で!!!ずっと後ろにいた奴の、背中を追うようになっちまった!!!クソザコのテメェが力を付けて!!!憧れの人に認められてんのに!!!」
「何で俺はAを傷つけて、オールマイトを終わらせちまってんだ!!!」
「どうすりゃいいか…!!!わっかんねぇんだよ…!!!」
口の中がカラカラに乾いていく感覚に、思わず喉を鳴らす
「俺が強けりゃ、Aが攫われる事も無かった…！アイツに何も背負わせずに済んだ…!!!アイツを…!!!辛い目に合わせることも無かった…!!!」
悩んでたんだ、僕なんかより、ずっと
一番大切な人を攫われた時に、助けてあげられなかったこと、
その大切な人に、時折暗い表情をさせてしまっていること、
無理をさせてしまっていること、
そして、自分で傷つけてしまったこと。
僕なんかよりずっとずっと、かっちゃんは悩んでたんだ。
そして今、かっちゃんにとってその一番大切な人を、失い欠けている
「Aを奪われたら、もう俺には何も残んねぇんだよ…!!!」
かっちゃんが次の攻撃を仕掛けようと向かって来る
この戦いに、意味なんて無いのかもしれない。勝ちにも負けにも、意味は無いのかもしれない。
それでも僕がやらなきゃって思った。
「丁度いい…シュートスタイルが君に通用するかどうか…！」
かっちゃんのこの気持ちを今受けられるのは
Aちゃんでもなく、
「やるなら全力だ…！」
僕しかいないんだから。
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シトロン - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっています！読むたびに胸きゅんする作品でとても素敵です！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年12月15日 14時) (
レス) id: 22bac4a663 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - ひなさん» 本当ですか！？さっき直したと思ったんですが、まだ７に行くようになっちゃってますか？！ (2018年2月10日 15時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ごめんなさい間違えました！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この小説の続きへを押すと7にいってしまうようになってますよー (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - 妃薫。さん» コメントありがとうございます！かっちゃんの幼児化1度やったのですが、短かったのでじっくりやるのもいいですね！´`*続編に進みましたので、そちらでもよろしくお願い致します！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年12月7日 16時
