第45話 ページ46
Asaid
行為が終わり、いつの間にか意識を手放していた
私「…ん」
目を開けると、まだ寝ぼけているのか天井がぼやけて見える。
でも、隣を見るとそこにははっきりと愛おしい人の姿があった
私「綺麗な顔…」
藤ヶ谷さんの頬に触れようとした時
.
ピロン♫
…私の携帯が鳴った
その着信音はまるで私への警告音だ
スマホを取り、画面を明るくする
私「まぶしっ、、!」
暗い部屋で見ると十分すぎる明かりが邪魔をして見ることが出来ない
すぐに画面の明かりを弱くすると…
.
LINE:圭介 あと1時間で家に着く
.
嘘?!
ヤバい!!
帰らなきゃ!
焦ってバタバタしていると
太輔「…Aちゃん?」
私「藤ヶ谷さん!私もう帰ります!」
太輔「へ?今、夜中の3時だよ?」
私「あと1時間で圭介が帰ってきちゃうんです!」
話しながら急いで服を着る
私「すみません。今日はありがとうございました!急いでるので…では、また!」
急いで部屋を出て、タクシーを捕まえた!
まだ3時18分…間に合う!
よかった〜、、
胸をなでおろした
安心する私…後であんなことになるなんて知らずに…
.
タクシーを降りてエレベーターまで走る
まだ3:30とはいえ、メイク落としてお風呂に入らなければいけない…
結構ヤバい!!!!
自分の号室までも走り、鍵を開けた
ガチャ((
乱暴にドアを開けると…
.
圭介「おかえりA。遅かったね」
そう微笑んだ圭介だけど、目の奥に笑みはなく殺意を感じた
私「圭介…ど…して…?」
焦りと恐怖とで言葉がとぎれる
圭介「どうしてって言いたいのは俺の方だよ。今日どこで何してたの?こんな時間まで」
私「それは…」
なかなか良い言い訳が見つからない…
圭介「それは…?」
私「えっと…」
圭介「答えられねぇの?」
どうしよう…
圭介「不倫…」
ビクッ((
その2文字が聞こえた時、体が震えた
圭介「不倫…してるの?」
私「違うよ!」
圭介「ふ〜ん…。俺さ、今日本当は残業なんかじゃなかったんだよね。11時からずっと家にいた」
うそ…
私の中で何かが崩れる音がした…
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お母さん? - ではなくてお義母さんでは?意味ちがいますので気を付けましょう (11月18日 5時) (レス) @page16 id: 0a0105a918 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス - ラブホでそんな行為こわいです でも好きな人がいて言われても手を引っ張られても行かないかな!?もし行為が有ったとしてもやらない。痛い、妊娠したらヤバイから。 (2022年2月19日 15時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん | 作成日時:2018年5月26日 22時