第42話 ページ43
Asaid
私 「藤ヶ谷さん…」
太輔「ん？」
私 「私が、圭介のお母さんの家を飛び出してきた日…実はあの日…」
私が食べるのをやめて、真剣な顔をしたのに気づいた藤ヶ谷さんは心配そうにこっちを見てる
太輔「うん…」
私 「家を飛び出した理由は、お義母さんにひどいこと言われたからって言ったけど、本当は…
…本当は「圭介のこと本当に好き？人様に言えないことしてるんじゃないの」って言われたんです。
きっとお義母さんは私が他の人に気持ちが向いてるの気づいてる…」
こんなこと言って、私は藤ヶ谷さんに何を望んでるんだろう…
私 「それで、お義母さんは私と圭介の結婚は今でも反対だって…早く別れてほしいって…」
太輔「そうなんだ…。Aちゃんは？圭介さんと別れられるの？」
私 「それは、、」
なんで…。
なんで迷ってるの…私
太輔「迷ってるってことはさ、まだ完全に嫌いってわけじゃないってことだよ。まだAちゃんは圭介さんのことが…」
私 「でも、私は…藤ヶ谷さんが好きです…」
これは、事実…
私 「今日だって、圭介は残業なのに…仕事なのに…こんなことしちゃいけないって分かってるのに…
それでも、藤ヶ谷さんに会いに来ちゃうの…」
お酒が入って酔ってるからかな？
今ならなんでも言える気がする。
太輔「Aちゃん…。実は俺も、言ってないことがあって…。」
…何だろう
太輔「里奈に…別れ話をした。他の人のことが好きなのに里奈と付き合ってるってさ、結局里奈を傷つけるだけだから…」
私 「…」
太輔「でも、里奈はそれでもいいから、別れたくないって泣き出しちゃって…。
結局別れることは出来なかった…。
俺達はさ、お互い中途半端なことして誰かを傷つけちゃってるんだよ…
それでもこうして会ってる…」
太輔「だからAちゃんだけが悪いことしてるわけじゃないよ…俺も共犯だから」
私 「…好きになるってこんなに辛いんですね…」
太輔「そーだね…。Aちゃんが結婚する前に出逢いたかったな…」
…もし、私が独身の時に戻って圭介と藤ヶ谷さん、どっちか選べるとしたら迷わずに藤ヶ谷さんを選べるのだろうか…
圭介と出会って楽しい思い出もたくさんあったから…
でも、藤ヶ谷さんも圭介も捨てられないなんて
欲張りだ…
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お母さん？ - ではなくてお義母さんでは？意味ちがいますので気を付けましょう (11月18日 5時) (
レス) @page16 id: 0a0105a918 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス - ラブホでそんな行為こわいです でも好きな人がいて言われても手を引っ張られても行かないかな!?もし行為が有ったとしてもやらない。痛い、妊娠したらヤバイから。 (2022年2月19日 15時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2018年5月26日 22時
