人妻な私の恋。

第19話 ページ19

Asaid





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♫いらっしゃいませ、いらっしゃいませ…本日はじゃがいもがなんと125円、125円と大変お安くなっております！








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スーパーに入っていつもの宣伝を聞く。


今日はじゃがいもが安いんだ〜





カートの中にじゃがいもを入れる




今日はカレーにしよ！








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カートをおしながらカレールーの売ってる棚へ…









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私 「えっ…」









そのコーナーにはキレイな女の人と………藤ヶ谷さんがいた





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さっと棚の影へ隠れる




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女の人「太輔！今日はカレーでいい？」







太輔「うん。」






女の人「太輔は甘口だよねーw」









太輔「子供じゃねーんだからw







辛口でお願いしますw」






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女の人はカレールーをカートに入れて藤ヶ谷さんと別の場所へ行った







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なんで…？
彼女いないって言ってたよね？







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あの人はお姉さん？
でも、藤ヶ谷さんは男3兄弟の長男だったはず…







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私が勘違いしてただけか…
藤ヶ谷さんはもしかしたら私の事が…って







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だって、「会えて嬉しい」とか、「もうちょっと一緒にいたい」とか…。




そんなこと言われたら勘違いするよ…






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…やめよ。






藤ヶ谷さんを好きって気持ちは捨てる
まだ大丈夫。引き返せる。









だって、完全に好きって思ったわけじゃないし…









こうやって、自分に言い聞かせる







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私の心はぐしゃぐしゃ…









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カートをおして、さっきの場所へ戻りじゃがいもを置いた。









今日はカレーはやめよ。









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家にあるもので作ろ…
私は、スーパーを早々に出た。







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私の頬に一筋の涙が流れているのに気づかないフリをして…

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