翡翠の原石 ページ28
商人
「その石は、
私達が鉱山で採掘を
趣味にしている知り合いから買い取った物です
ちょうど、鉱山でその知り合いが
その石を採っているところ訪ねたので
天然の宝石であるのに間違いありません!」
そうだったけ?
商人
「いやー、その石を見つけた時に
珍しい宝が見つかったと、とても喜んでいました
あの者は、宝石にもいちいち詳しいので
買い取った時も……何て言う宝石だったかな…?」
獪岳(A)
「!?宝石です…か、
そんな、高価な物は貰えな…」
商人の子
「ひすい!ひすいだよ!お父さん!
しかもね、いんぺりあるじぇーど?って
言ってたよ!とっても、きちょうだって!
おくりものにぴったりだね!」
商人
「おお!流石、私の娘!
記憶力抜群だな!ささ、私達の命の恩人様!
お持ち下さい!貴方の大切な人への贈り物を!
原石なので加工が必要ですが!」
商人の子
「おもちください!」
獪岳(A)
「え…と、あの」
満面の笑みで迫ってくる親子
商人・商人の子
「「ささ、どうぞ!」」
根負けしてしまった
獪岳(A)
「…あ、ありがとうございます」
パアアァァァって感じで太陽の様な笑顔で
喜んでいる親子
御礼大好きか、何かなの?
獪岳(A)
「…そ、それでは、
今後は、お気をつけて下さいね」
商人・商人の子
「「はい!気をつけます!」」
やっと、次の仕事へ行ける
………手の中には、先ほどの親子の御礼
翡翠の原石が月の光に照らされて
優しく輝いていた
獪岳(A)
「…貰ってしまったけど」
白い烏
『おや?おやや?それは!それは!
まさか!翡翠かい??珍しいねぇ☆』
ああ〜、夢とは言えウザい奴が来たな
白い烏
『誰かに贈ちゃったりするの?
まぁ、贈るなら善逸きゅんしかいないか☆』
獪岳(A)
「…はぁ、うっさい、黙ろうな」
白い烏
『ひっど!まぁ、いいけどね☆
翡翠のもってる石の意味って知ってる?』
獪岳(A)
「…厄除けとかだろ?」
白い烏
『ふ、ふ、ふ!実は、それ以外にも
あるんだよ!意味がね☆教えてしんぜよう♪』
獪岳(A)
「……ふーん、で?」
白い烏
『ありゃ?聞くの?』
獪岳(A)
「……教えてくれないならいい」
白い烏
『……ぅそ、マジで?
いいよ!いいよ!教える!
あのね、翡翠は…』
あの時は、まぁ次の仕事に行くついでに
暇潰し程度に聞くつもりだったけど
聞いてみたら
尚更、善逸に必要な意味が詰まってて
素敵な石だと思った
たまには、役に立つな自称神様
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ゆめのなか(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» コメントありがとうございます!大爆笑の渦(ノ≧▽≦)ノ嬉しいです!これからも良かったら続き読んでほしいです|ω・)ノ (2020年3月5日 20時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 途中途中あるイラストが明らかに笑わせにきてますよね?これ、大爆笑の渦なんですけど笑笑笑 (2020年3月5日 10時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 続きが出てます|ω・)ノ生まれ変わったらクズでした……4よろしくお願いします (2020年1月16日 13時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます!直してきますね|ω・)ノいやー、誤字が多くてすみません (2020年1月12日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 瓜二つで上弦が上限に (2020年1月12日 22時) (レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2019年11月30日 15時