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水地と牡丹に術をかけてもらっている間天火はずっと考えていた。
何故よりによって俺たちの家族なのか、
そんなこと考えていても何も出てくるわけでもなく、ただ結局姉に護られているだけの俺に腹を立てていた。
しばらくすると術が終わったのか静かになりやがて普通に動けるようになっていた。
天｢ありがとさん、じゃあ行こうか｣
と笑顔で答えると突然水地が苦しみ出して
水｢うっ！うぅぅぅ……｣
跪いて心臓を抑えているその姿を見るだけでも悲しいことに変わりないのに俺にはどうすふことも出来ない。
弟なのに……同じ曇の名を背負っているのに
俺の前に見えている背中は俺よりも背負っている……
少しくらい分けろよ、、
今日は水地に負けた天火さんです
天「姉貴のやろぉ・・・・いつか絶対・・・」
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作者名：黒崎 薫 | 作者ホームページ：ｂａｋａｔｅｓｕ．ｉｎａｉｒｅ．ｉｎａｇａ−．ａｎｉｍａｄａｉｓｕｋｉ...
作成日時：2018年1月10日 2時
