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第40話 村上の推理
村上side
崇裕の息子さん…
ストール…
右手の無い海賊…
村上「ん？」
なんとなく、店にあったこの町の地図を広げた。
…
村上「あ。」
濱田「信ちゃん、どうした？」
村上「港……全部ケンティーの仕業！ストールも安田先生も！！重岡くん達にも知らせよ！な！」
濱田「一体、何があってん？」
村上「いや、図書館で暇な時にいろんな脳トレ本読んどったら閃いた。」
濱田「……屋敷におった時も、よぉ宝探ししとったな。」
村上「おん。また店荒らされんよう、崇裕は見張ってて！ちょっと行ってくる！」
安田先生、待っててな！
必ず見つけだすねん！
◇
濱田side
なんや楽しそうに出ていったなぁ〜。
微笑ましく、その背中が見えなくなるまで見送っていた時やった。
「こんにちは。お店はまだやってはるの？」
濱田「すんません、今日はもう…………あ。」
同じくらいの背丈の男がひとり。
けど、そいつが何者かすぐに察しがついた。
濱田「お前まで来とったんか…マルコ。」
丸山「久しぶり。その節はどうも。」
そして、許可もなくズケズケと店に上がり込む。
丸山「探し物を届けに来た。」
濱田「どういうことや？」
ほれ、と言って出してきたのは、水晶玉。
丸山「アンタの息子の居場所がわかる。」
濱田「そんな、まさか。」
丸山「ルンペル、取引しようや。」
濱田「お前の望みはなんや？」
丸山「…ジュン。ただそれだけ。あの子はこの世界で上手くやれてるの？みんなに信頼される立派な人になれとる？」
濱田「……」
丸山「やっぱり。ジュンはやっぱり、私がおらんとアカンのやね。」
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます！グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました！ (2021年10月31日 3時) (
レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です！巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るびぃ | 作成日時：2021年9月17日 13時
