青春学園の甘えん坊

お話し（49） ページ50

リョーマ「吹雪先輩、起きてください。」
う〜ん？リョーマ君。
リョーマ「眠いんスか。」
暖かくて、眠たくなる。
リョーマ「ジャージ、着ないんスか？」
ジャージ、家に忘れた。
リョーマ「放課後まで、寒くなかったですか？」
国光君が、暖めてくれたから。寒くなかったよ。
大石「吹雪、その言い方だど。誤解をうむよ。」
あ、そうだね。国光君が、温かい飲み物くれたんだよ。












リョーマ「良かったスね。」
うん。あ、クシュン。
大石「大丈夫？」
大丈夫だよ。
手塚「吹雪。俺のジャージ、貸す。」
ありがとう、国光君。
(ジャージを着る)
リョーマ「ダバダバすね。」
そうだね。あ、見てみて。
手塚「なんだ？」
オバケだぞ〜食べちゃうぞ〜。













大石「吹雪、あまり可愛いことしないでくれ。」
だって、オバケだもん。
手塚「…………(ナデナデ)」
えへへ。私、頭撫でられるの好き。
菊丸「吹雪〜今日、一緒に帰ろう。」
うん、帰ろう。
桃城「あ、先輩。ずるいスよ。」
菊丸「早いものがちだよ。」
ふふ、桃城君はまた今度ね。
桃城「約束スよ。」
うん。
河村「吹雪。」
うん？どうしたの？
河村「クラスの子に、吹雪に渡して欲しいって頼まれて。」
(そう言って、手紙をもらう)















家に帰ったら、読むね。
リョーマ「吹雪先輩、よく手紙もらいますよね。」
そうだね。
乾「その手紙、ラブレターの確率100%」
不二「タカさん、ちなみにどんな子だった。」
河村「サッカー部の部長。」
不二「サッカー部の部長ね。」
菊丸「あ、不二がなんか企んでる。」
大石「不二もあまり、変なことはするなよ。」
不二「分かってるよ。ただ、少し話をするだけだよ。」
桃城「嫌な予感しかしない。」














あ、土曜日。デートなんだ。どこに行こう。
大石「まだ、考えてなかったの？」
うん。デートなんて、したことないからさ。
菊丸「え、立海の人と祭り行ったの。デートじゃあなかったんだ。」
あれ、デートに入るの？
不二「3人だど、どうなんだろうね。」
分かんないな。

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