青春学園の甘えん坊

お話し（41） ページ42

国光君。
手塚「重たかったら、すぐに言ってくれ。」
うん。
(膝の上に乗る)
国光君て、かっこいいね。私、国光君の髪の毛好きだな。綺麗なのと、サラサラしていて。
手塚「そうか？吹雪の方が綺麗だとおもうが。」
なんだか、国光君に膝枕してる所を他の女子に見られたら。嫉妬されそうだな。
手塚「どうしてだ？」
国光君、女子に人気あるんだよ。国光君は、気付いてないと思うけど。クラスの子達が、話してるんだよ。
手塚「そうか。」
国光君にも、彼女できるんだろうな。











手塚「どうした？急に。」
いや、国光君の彼女て。どんな人なんだろうなと、思ったの。
手塚「俺は、吹雪以外に興味はない(小声)」
うん？なんか、言った？
手塚「何も、言ってない。」
そう？
不二「手塚も、ちゃんと言うんだ。」
菊丸「手塚も、照れてるんだ。」
今度の休み、出かけるの楽しみにしてるね。
手塚「ああ。」













最後、柳君。
柳「いい、データが取れそうだ。」
(膝枕をする)
どうかな？
柳「ああ、落ち着くな。」
なんだか、柳君に膝枕すると。私、幸せになるよ。私、柳君のこと(友達として)好きだからさ。
柳「そうか。」
うん。今度の文化祭、一緒に周らない？
柳「もちろんだ。」
この光景を、弦一郎君に見られたら。怒られそうだね。
柳「そうだな。」
怒られたら、弦一郎君にもしてあげよう。
柳「吹雪。」
(目が合う)














柳「顔が赤いぞ。」
今のは、柳君が悪いよ。
柳「吹雪、文化祭最後の日の放課後。話がある。」
うん、分かった。
柳「弦一郎には、内緒だ。」
うん。
赤也「吹雪先輩。柳先輩だけ、長いスよ。」
え、本当。
赤也「ちゃんと同じ長さにしてください。」
ごめんね。
菊丸「吹雪〜(ギュー)」
どうしたの？
菊丸「吹雪、膝枕し・て♡」
可愛い。うん、いいよ。
菊丸「やった〜。」
ふふ、嬉しそうだな。
そろそろ、食堂行かないと。
柳「吹雪、一緒に行くぞ。」
うん。

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