青春学園の甘えん坊

お話し（33） ページ34

よし、完成〜。上手くできたな。
壇「吹雪さん、何してるですか？」
今、これを使ってたの。
壇「これ、吹雪さんが1人で作ったんですか。」
うん、そうだよ。
壇「すごいです。」
ふふ、ありがとう。そうだ、壇君。この、アップルパイ食べてみてほしい。
壇「分かりましたです。」
(アップルパイを食べる)
どうかな？
壇「美味しいです。」










良かった。
壇「お店に売ってるのより、美味しいです。」
喜んでもらえて良かったよ。あとは、夕食後ね。
壇「はい。」
ふふ、可愛い。
幸村「あ、ここにいたんだ。」
どうしたんですか？
幸村「少し買い物に行ってもらいたいんだけど。」
いいですよ。
幸村「ここに、メモがあるから。」
分かりました。
壇「僕も行くです。」
分かった。幸村君、行ってくるね。
幸村「気をつけて行ってくるんだよ。」
うん。












(外に出る)
そうだ、太一君。
壇「なんですか？」
離れないように、手繋ごうか。
壇「いいんですか？」
もちろん(ギュ)
壇「ありがとうです。」
本当、可愛いな。
壇「吹雪さんは、いつテニスを始めたんですか？」
5歳の頃だったかな。お父さんに教えてもらったんだ。
壇「テニス、どうしたら上手くなりますか。」
そうだね、毎日の練習をさぼらないことかな。
壇「僕も上手くなりたいです。」
上手くなるよ。











(お店につく)
太一君は、スポーツドリンクの粉とテーピングお願い。
壇「分かりました。」
それにしても、無くなるの早いな。やっぱり、人が多いでかな？帰ったら、夕食か。今日の当番、誰だったかな？
　 (5分後)
壇「吹雪さん、持ってきました。」
ありがとう、太一君。必要なもの揃ったね。
壇「はいです。」
それじゃあ、帰ろうか。
壇「はい。」
(店を出る)
壇「吹雪さん、袋持ちます。」
重いから、いいよ。
壇「大丈夫です。」
疲れたら、言ってね。
壇「はい。」
太一君は、優しいね。私、優しい人好きだな。

お話し（34）→←お話し（32）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す