青春学園の甘えん坊

お話し（25） ページ26

そう言えば、お昼には帰るんだよね。
柳「そうだな。」
もう少し、一緒にいたいよ。
弦一郎「合宿で、会える。それまで、我慢できないか。」
できるけど、寂しい。
柳「電話もできる。大丈夫だ、寂しくはない。」
うん、そうだね。
弦一郎「合宿まで、頑張れよ。」
うん。











柳「吹雪、そろそろ。」
うん。
(駅まで向かう)
2人とも、部活どうなの？
弦一郎「前よりは、力がついてきている。」
柳「赤也が、練習をサボることがなくなった。」
そうなんだ。
柳「吹雪のおかげだな。」
私？
弦一郎「赤也にいい、お手本になっているんだな。」
私、お手本になっているんだ。
柳「吹雪は、教えるのも上手いからな。」
そんなことないよ。








でも、テニスは楽しいから。
弦一郎「我ら立海は、負けることは許されないからな。」
でも、無理はしないでね。
柳「大丈夫だ。」
あ、駅についた。
弦一郎「そんな、悲しい顔をすんな。」
分かってるけど。
柳「また、会える。」
うん。
弦一郎「蓮二、そろそろ。」
柳「そうだな。」
2人とも、また合宿でね。
弦一郎「ああ。」














柳「気をつけて帰るんだぞ。」
うん、分かってるよ。
弦一郎「知らない人について行くなよ。」
うん。
柳「じゃあ、またな。」
またね。柳君、弦一郎君。
(家に帰る)
合宿まで、会えないな。でも、楽しみにしとけばいいんだ。
(電話が、鳴)
もしもし？
跡部「俺だ。」
なんですか？
跡部「合宿のことだが。」
うん。
跡部「今度の休みにおこなう。」














急だね。
跡部「準備は、してある。」
どこで、やるんですか？
跡部「俺様の知り合いが、場所を貸してくれた。そこを使う。」
分かりました。
跡部「お前も、準備しとけよ。」
もちろんですよ。
跡部「それと、今回は。比嘉中と山吹中が参加する、あまり近づくなよ。」
なんで？
跡部「なんでもだ。」
分かりました。
跡部「じゃあ、切るぞ。」
はい。

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