青春学園の甘えん坊

お話し（18） ページ19

(土曜日)
そろそろ、2人とも来るよね。
(チャイムがなる)
あ、来た。
　 (タタタタ)
弦一郎君、柳君。待ってたよ、入って。
柳「お邪魔する。」
どうぞ。
弦一郎「吹雪の家に来るのは、初めてだ。」
そうだね。













(部屋につく)
柳「あまり、物がないんだな。」
何を置いたら、いいのか悩むんだ。あ、飲み物取ってくるから。待っててね。
(部屋を出る)
弦一郎「柳。」
柳「どうした、弦一郎。」
弦一郎「吹雪は、なぜ俺達を祭りえ。誘ったと思う」
柳「吹雪のことだから、俺と弦一郎と一緒に行くのが楽しいと思ったと思うぞ。」
弦一郎「そうか。」
柳「だか、危機感はないようだな。」
弦一郎「そうだな。」













お待たせ、紅茶しかなかったけどごめんね。
柳「気にするな。」
弦一郎「祭りは、何時からだ。」
えっとね、5時から。
柳「あと、2時間。」
今日、楽しみにしてたんだ。2人とお祭りに行くなんて、初めてだから。
弦一郎「他の奴らは、誘わなかったのか？」
誘ってないよ。だって、2人がいればいいもん。
柳「祭りは、浴衣で行くのか？」
うん。2人の分もあるから。
弦一郎「浴衣を着るのか。」
一緒に浴衣着て、祭りに行きたいな(ニコ)











弦一郎「親は、いないのか？」
いないよ。当分、仕事が忙しいから。帰ってくるの分からない。
柳「寂しくはないのか。」
もう、慣れたよ。それに、2人がいるから。大丈夫なの
弦一郎「そうか。」
うん。
柳「そういえば、文化祭があるようだな。」
うん。2人とも、来てね。
弦一郎「何をするのかは、決まったのか。」
まだ、決まってないな。
柳「楽しみにしている。」
楽しみにしててね。













あ、そうだ。弦一郎君〜(ギュー)
弦一郎「急になんだ？」
外じゃあないから、甘え放題。
柳「いい考えだ。」
2人とも、背が高いよ。
柳「そうだろうか？」
180なんて、羨ましいよ。私なんて、165も無いのに。
弦一郎「そのうち、伸びるぞ。」
でも、抱きつくと安心するから。このままでも、いいかも。

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