青春学園の甘えん坊

お話し（17） ページ18

あ、メール来た。
越前「何て、来たんすか。」
今度の休み、部活ないから。お祭り、一緒に行けるて。
不二「良かったね。」
うん。
菊丸「いつ、来るにゃ〜。」
土曜日だから、私の家に泊まることになってる。
桃城「大丈夫すか。」
うん、大丈夫だよ。












不二「何かあったら、連絡して。すぐに、行くから」
うん。
大石「あ、手塚。」
どこに行ってたの？
手塚「少し、呼ばれてな。」
そうなんだ。
河村「手塚、もう帰りの時期だぞ。」
手塚「そうだな。帰る準備が、終わった人から帰るように。」
帰る準備するか。
(荷物をまとめる)
不二「吹雪、今日一緒に帰らない？」
うん、いいよ。












不二「じゃあ、行こうか。」
うん、皆んなまたね。
(学校を出る)
そう言えば、不二君と帰るの久しぶりだね。
不二「そうだね。吹雪はさ、手塚のことどう思ってるの？」
国光君？真剣にテニスに向き合っていて。部員に、厳しい所もあるけど。皆んなのことを思ってるの。私は、国光君のこと好きだな(友達として)
不二「そうか。」
うん。
不二「僕のことは、どう思ってる？」













不二君は、優しくて。後輩の面倒見てくれている、たまに可愛いと思うこともある。
不二「男に可愛いて言わない方がいいよ。」
どうして？
不二「男は、皆んな狼だから」
狼？
不二「吹雪には、まだ早いかな。」
うん？
不二「これから、分かるよ。」
文化祭楽しみだね。
不二「そうだね。」
跡部も来るから、賑やかになると思うよ。














不二「吹雪は、彼氏ほしい？」
ほしいと思うけど、私にはできないよ。
不二「どうしてだい？」
私、告白とか、恥ずかしくてできないから。
不二「本当、吹雪は可愛いらしいよ。」
そんなことないよ。
不二「そろそろ、家につくね。」
そうだね。
不二「祭り、楽しんでね。」
うん、楽しむ。












(家につく)
今日は、ありがとうね。
不二「僕が好きで、やってるから。」
ふふ、また学校でね。
不二「さようなら。」
さようなら、不二君。

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