青春学園の甘えん坊

お話し（13） ページ14

大石「荷物持って、バスに乗るぞ。」
もう、帰るの。
不二「昼前には、帰ることになってるから。」
帰りたくないな。
菊丸「最後に立海の所に行ってきたら？」
うん、行ってくる。
(立海の所に向かう)















柳君、弦一郎君！
柳「どうした。」
帰りたくない(ギュー)
柳「また、会える。」
だって、寂しいもん。
弦一郎「吹雪、お願い事を聞いてやろう。」
うん。今度、3人で遊園地に行きたい。
柳「分かった。」
弦一郎「いいだろう。行こう、3人で。」
うん、約束だよ。
弦一郎「ああ。」
柳「自分の所に戻らないと。」
うん。またね、柳君弦一郎君。あ、大好きだからね〜
(吹雪は、バスに向かう)














(バスにて)
ただいま、戻りました。
不二「お帰り。」
帰りは、国光君。隣り、いい？
手塚「ああ。」
ありがとう。
(バスが動く)
桃城「明日から、学校か。」
そろそろ、文化祭の季節だね。
大石「今年は、何をするんだろうね。」
模擬店とか、いいな。
菊丸「楽しみにゃ〜。」











不二「模擬店、何がいいの？」
喫茶店とか？
河村「少し、変えてみたら。」
うん〜？メイド喫茶……。
越前「先輩。」
どうしたの？
越前「それって、女子だけすよね。」
男子は、執事とか？
菊丸「手塚、どう思う？」
海堂「吹雪先輩て、手塚部長と同じクラスなんすね」
うん、そうだよ。












竜崎「言い忘れてたけど、今年から。他校の生徒もくるらしいぞ。」
立海も、来るんだ。
越前「跡部も。」
あ、そうだった。
不二「メイドいいんじゃあないかな？吹雪、可愛いからね。」
菊丸「俺も、賛成にゃ〜。」
なら、クラスで決める時。言ってみょうかな。
乾「人気が出る確率100%。」
ふふ、楽しみだな。
桃城「文化祭て、いろんなイベントがあるよな。」
不二「去年は、告白するイベントなんかあったな。」











大勢の前で、告白なんて勇気いるな。
越前「先輩でも、緊張するんすね。」
もちろん。
菊丸「でも、毎年同じ人が告白されてるにゃ〜。」
そうなの？
不二「吹雪も、見たら分かるよ。」
うん。

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