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有岡「ん?何これ?お菓子?」
大貴がさっきもらったお菓子を指さしながら僕に聞いてきた。
侑李「さっきもらった。隣に引越してきたんだって。」
涼介「へぇー!お隣さん来たんだ?男?」
侑李「いや、同世代くらいの女の子。」
涼介「え!?女の子? 珍しくね?可愛かった?」
女の子と聞いてテンションが上がったのか、涼介は楽しそうに聞いてくる。
侑李「…うーん、まぁ、可愛んじゃない?」
正直、緊張してあまり顔も思い出せないし適当に答えた。
涼介「マジか、いいな〜俺も会ってみたい!」
侑李「運が良ければ会えるんじゃない?」
うるさい涼介を軽くあしらっていると大貴がすでにお菓子の袋を開け始めていた。
有岡「え!?すげぇー!これ、沖縄のお菓子だよ!」
え?沖縄のお菓子?
よく見ると中には紅いものお菓子やちんすこうなど確かに沖縄のお菓子が詰まっていた。
涼介「本当だ。へぇー、食おうぜ!」
僕に許可もなく、パクパクと食べ始める2人。
まったく、いつもこれだよ。
言っても聞かないだろうし、僕はあとから食べようと思いゲームの準備を始めた。
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作者名:MaChi | 作成日時:2018年8月13日 1時