潜入先 ページ10
◆A
「…」
『…』
そうですよね。
そりゃそんな顔になりますよ。
ただいま、宇髄さんが指定するお店へ売り込みに来たのだが…
白塗りの3人を前に唖然とする女将さんと旦那さん。
「これはまた…」
宇「どうにか頼むよ。女将さんに仕込んでもらえば光と思うんだ」
「いやぁ、うちじゃちょっとなぁ……。 ！？」
「そうかい？じゃぁひとりくらいなら」
ポッと頬を染める女将さん。
無理もない…宇髄さん、化粧落とすとかなりの男前じゃん。
宇「そいつはありがてぇ」
「じゃぁ、そっちの桃色の浴衣の子を貰おうかね」
宇「あぁ、いいけどこいつは、猪子と一緒に貰って欲しいんだが大丈夫か？」
『は、』
何それ聞いてない。
せめて炭治郎とがいい。
「あらそうかい…2人はちょっとねぇ、、じゃぁそっちの子を貰おうかね。素直そうだし」
炭「一生懸命頑張ります！」
炭治郎が選ばれた。
宇「Aはともかく、お前ら二束三文でしか売れねぇじゃねーか！」
善「はぁ……俺、あなたとは口聞かないんで」
『それより、なんで私と伊之助が一緒なんですか？』
伊「俺とじゃ不満なのかよ」
『そうは言ってない。ただそれなら炭治郎とが良かった』
伊「不満なんじゃねーかよ！」
宇「そいつは声が低いからな。喋ると男だってバレるからお前がフォローしてやるんだよ」
『…』
伊「…おい、なんかあの辺人間がうじゃこら集まってんぞ」
伊之助が何か見つけ、人だかりに入り込んだ。
人々が道を作る中央で、女性が囲まれながらゆっくりと歩いてくる。
宇「あれは花魁道中だな。1番位の高い遊女が客を迎えに行ってんだよ」
『綺麗…』
善「嫁ですか！？あんな綺麗な人が嫁ー！？」
宇「ちげーよ！」
と、そこへ宇髄さんに声をかけるひとりの女性。
「ちょっいと旦那、この子うちで引き取らせて貰うよ」
宇「お、あんたは…」
「そう、荻本屋のやり手でござんすよ」
宇「荻本さんから目ぇつけてもらえるなんてありがてぇ、だがそいつを引き取ってくれるんならこいつも一緒になるがいいか？」
『…』
「あぁ、構わないよ。そのつもりだったからね」
ということで、荻本屋さんに私と伊之助が引き取られた。
宇「達者でなー。A、猪子」
善「……！(やだ！あたいだけ余ってる！？)」
善逸、売れ残り。
→
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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます！ (8月24日 9時) (
レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！ (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想たのしい | 作成日時：2023年1月3日 18時
