不審な失踪 ページ27
*A
炭治郎が里へ行く話は、一旦保留となった。
まだ意識が戻ったばかりだから訓練に集中との事…、
『宇隨さん!』
宇「おう、A!派手に元気そうだな」
『はい。宇隨さんも復帰したって聞いて安心しました!手と目は再生したんですね』
宇「あぁ、お前のおかげでな」
『ところで、任務ですか?』
宇「あぁ。最近、任務先で隊士が姿を消すってことが何度もあってな」
『そうなんですか』
宇「数日前に冨岡と煉獄も調査に行ったんだが、2人とも消息をたった」
『!』
宇「だから俺も行くんだ。また上弦の鬼かもしれねぇ…お前も気をつけろよ」
『宇隨さんも…』
宇隨さんを見送って、蝶屋敷へ戻った。
数日、煉獄さんが姿を見せないなと思ったら。。
煉獄さんたち、無事だろうか…。
柱まで消息をたつなんて、やっぱり上弦だろうか…、
・
・
・
『…眠れない』
夜、なんだか色々と考えてしまって胸騒ぎが収まらず眠れないでいた。
布団から出て、廊下を進む。
炭治郎の様子でも見に行こう。
『…』
部屋の前についた途端、ガシャンっとなにかが割れる音が聞こえた。
『!? 炭治郎――!』
炭「っ!」
勢いよく戸を開けると、窓が割れ、そこから伸びた複数の糸の束に絡まれてる炭治郎。
炭「Aっ、にげ…!」
『炭治郎!』
炭「逃げろ!」
炭治郎の抵抗虚しく、彼は糸束に引っ張られ部屋から消えてしまった。
『…善逸、伊之助!』
ふたりも今は蝶屋敷にいたはず…。
『善逸!…え、』
『伊之助…!?』
ふたりとも部屋にいない… かわりに、空いている窓から風邪が吹き込む。
『…まさか――っ』
刀を持って蝶屋敷を飛び出した。
あの糸束、もしかして……
『っ…』
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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時