定期連絡 ページ12
▼A
伊「くそったれ!邪魔が入ったせいだっ」
『伊之助、まずいよ…』
伊之助は部屋に戻り、私は各所に頭を下げに回った。
『はぁ、女将さんにこっぴどく叱られた。伊之助…何してるの?』
伊「うるせぇ、いま集中してんだよ」
『…』
そんな格好で集中出来るんだ。
伊「くそっ、集中しても気配を感じねぇ」
『明日、定期連絡にみんな集まるから、それまで様子見よう』
翌朝、屋根の上にて炭治郎と再会。
伊「だーかーら!俺んとこに鬼がいるんだって!こういうやつ!」
炭「うん…その、、」
伊「こうか!?これなら分かるか!」
『説明が下手なんだから…』
腕や指をウネウネして説明する伊之助に戸惑う炭治郎。
炭「もうすぐ善逸と宇髄さんも定期連絡にくるから……あ、」
『?』
「無事のようで良かった」
『!……れ、煉獄さん』
突然声がし、振り返ると煉獄さんが立っていた。
『どうしたんですか?こんなところに』
煉「任務から戻ったら、蝶屋敷にAたちの姿が見えなくてな!聞けば宇隨が任務に連れていったと聞いてやってきた。まさか遊郭に潜入とはな!」
『…』
煉「ここは男を相手にする場所だ。俺は気が気じゃない!」
『でも、私たちは入ったばかりなので客を相手にすることはないですよ』
煉「終わったら宇髄にお灸を据えてやらねばな!」
『聞いてますか?』
煉「ところでAはどこに潜入してるんだ」
来るつもりですか?
『…』
炭「Aは伊之助と荻本屋に潜入中なんですよ」
『炭治郎?』
言うなよ。
煉「よもや!猪頭少年とか!」
伊「俺じゃ文句あんのか!」
煉「Aの同期だ!信用はしいている」
伊「当たり前だっ、この俺様がしっかり守ってやるからよ!」
『…』
嬉しい。
嬉しいけどね?
こちとらあんたのおかげで迷惑被ってんだよ。
炭「伊之助…、頼んだぞ!」
『やっぱ炭治郎とが良かった』
伊「あぁ!?」
『ところで、善逸と宇髄さん遅いね』
煉「宇髄ならもう来てるぞ!」
「!」
宇「善逸は来ない」
『善逸が来ないって、どういうことですか』
宇「…お前たちには悪いことをしたと思ってる。俺は、嫁を助けたいがためにいくつもの判断を間違った。
善逸は行方知れずだ。昨夜から連絡が途絶えてる。お前たちはここを出ろ、階級が低すぎる。ここにいる鬼が上弦だった場合、対処が出来ない。
消息を絶ったものは死んだと見なす」
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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時