第12話 前をむけ ページ14
貴「言わないよ。そもそもエース鬼じゃ無いじゃん、最初は眼力で人殺せそう〜だなとは
思ったけど...ね〜」
ｾﾞﾅ「うんうん、なんも変わりがない人間だと思うぞ」
ミカエラの振りに軽く同意するゼナ、彼もまたミカエラと同じ様な奴だ
今にも泣き出してしまいそうなエースに、ミカエラは優しい目線を送る。その目線の中には、
特別じゃない そんな言葉が入っているとエースは思えて...
貴「周りの人達がどう言おうとエースはエース、僕の目の前には海賊王の子とかじゃなくて
エースがいるんだから胸はって生きなよ!自分が思う道へ歩めばいいじゃん、君は君でしか
無いんだから」
ミカエラが口を閉ざした瞬間から、エースの目から涙がこぼれ落ちた
ずっと言われ続け聞き続けてきた、自分の存在を否定する言葉を
ずっと待っていたのかもしれない、こうやっていってくれるやつを
彼女の言葉を頭に思い浮かべただけで涙があふれでてくる、頬が勝手に緩んでしまう
いきなり泣き出したエースにミカエラとゼナは物凄くあたふたしだす
貴「えっ...ちょっ...ハンカチ!!ハンカチプリーズ!」
ｾﾞﾅ「お、俺?!あっはい!!持ってきます!!」
エースの周りでチョロチョロして慌てるミカエラ、ハンカチを持ってこいと言われ棚に向かうゼナ
そんな2人を笑いながら眺めるサボ
ゼナからハンカチを渡してもらいエースの涙をふきはじめるミカエラは何とも面白いだろう
慌てていたこともあり髪はグシャグシャで、背伸びをしてエースの涙をふいている
ｴｰｽ「ふんっ...髪ボッサボサ」
ミカエラの手を払いのけ悪態をつくエースにサボは苦笑いしかできない
照れ隠しをするなら普通に礼を言えば良いことなのに、と
僕はそんなエースの態度を微笑みながら見てみる
顔と耳がほんのり赤い、照れてるんだなと思うとにやけが....。髪を手で整えながらにやけを
頑張って抑えていると
ｴｰｽ「で、おれほ目がどうだって?」
エースが悪戯っ子の様な目でミカエラを見る
にやけが吹っ飛んだ
貴「え〜っと〜」
ｾﾞﾅ「眼力で人殺せそう、だってさ〜」
貴「え"ちょっ...エース?...ちょ..まっ」
そのあとミカエラが一発殴られたのは言うまでもない
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雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2018年10月16日 16時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
アルリカ - ご免なさい、自分そう言うの書けなくて (2018年10月16日 10時) (レス) id: c68b163240 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピース×ゲゲゲ鬼の鬼太郎のトイレの花子さんとの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子さんが麦わら一味で設定で。ゲゲゲ鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月16日 8時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜瑠璃嘩 | 作成日時：2018年10月15日 20時
