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「……………ユンギくん」
「はい」
少し、上等なスーツをきっちりと着こなしておまけに黒髪に染めてきたユンギは、
どこからどう見ても、サラリーマン状態。
「うちのAと結婚したいだって？」
「あら、まぁ…………」
とんとん、と話が私たちの間では半ば強制的に進められ現在実家に来ている。
そうよ、そのまま。お父さん、そのまま拒否してちょうだい！
「………自分の不注意で、申し訳ありません」
ユンギがお父さんに頭を下げる。
こういうところなんだよ、ミンユンギ。
芸能人だからって一切鼻高々にしないところは、まぁよし。
「………ユンギくん」
「はい」
「一緒に過ごしてわかると思うが、
うちの娘は、なかなか手ごわいぞ。
なんせ、今まで彼氏もいたことないような、平凡な娘だ。
料理もできないし、何もできないんだ。
…………でも、心だけは真っ直ぐになるように育ててきたつもりだ。
ユンギくん、
………君なら、安心して任せられるよ。
孫を早く抱かせてくれ。わかるのはもうすぐなんだろう？」
「…………お義父様」
「何、おじさんと呼んでくれて構わないよ。
……Aを、よろしくお願いします」
…………あっさり、オーケーもらいました。
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べな - ええ....最初のシーンシたｯﾃｺﾄﾃﾞｽﾖﾈ?あー、もうほんとに現実にならないかな(ピョンテ)ちょっと切なくなってきます、泣 (2020年7月30日 3時) (
レス) id: c3599b2d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年7月4日 21時
