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「オレも…オレも頑張った」
「おっドットくん」
「ドットくんだ」
「ドットくん」
「ワーイ!ワーイ!ワーイ!ワーイ!」
「あれ?」

喜びの最中、ふとフィンが口にする。

「そういえばランスくんは?」
___

歩くランスに声をかける。

「「待て。貴様この学校の者じゃないな?」」
「何を言ってるんですかアナタたち」

しらばっくれるランス(?)に魔法を放った。

しかし。

「(オレ/私の魔法が相殺された!?)」
「カンストクモ!カンストクモ!」
「何でバレたのかな」

なぜバレたのか。
その問いに神覚者双子は答えた。

「疑わしきは罰する」
「手っ取り早いからな」

にや、と怪しげに笑った、ランスではない誰か。

「何だ…騙されていたのか。せっかくここの学生の顔に変えたのに」

その正体は無邪気な深源(イノセント・ゼロ)の1人、セル・ウォーだった。

無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)、裏社会で暗躍する闇魔法組織。」
「貴様らの様なドブネズミがこの学校に来る理由は何だ?」
「「言え。くだらなければ殺す」」

敵意をむき出しにし、杖を構えるレインとA。

「探しもの。僕達にはとてもとてもとても大切なね。ちょうどこの学校にあるはずなんだ。おっかしーなぁ…アベルに探させてたんだけど全然見つからなくて…本当役に立たなくて…」
「答えになってないぞ貴様」

レインは“答えになっていない”と言った。
しかしAは黙っている。

「バカだな。言うわけないだろう。仲もよくないのに…人から情報を聞き出すにはまず相手の心を開かないと」

確かにそうだ、とAは心の内で思った。

「これ、コモンセンスだよ。あ、ダメダメ…こんな事してる場合じゃない。用済みのアベルを殺しに行くんだった。ごめん。君たちの相手はできないや」
「ここから先は連続殺人鬼兼カニバリスト、ジョン・ピエールがお相手いたします」
「「(まずい。奴の実力は恐らく神覚者と同等…あいつら/一年生たちでは太刀打ちできない)」」

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ろぉぜさん@リアル多忙につき低浮上(プロフ) - 続編、楽しみに待ってます!! (5月7日 17時) (レス) @page50 id: 322d14085a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:萩野千紗 | 作者ホームページ:無い  
作成日時:2024年3月18日 22時

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