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186. ページ37

その時、ミッシェルが転んで遺品を落としたとき、その遺品がひとりでに動きだした。



『これは一体……』



ル「何か浮かんできた…!」



グ「古代文字……ってやつか?」



ル「それならレヴィちゃんが……」



マ「今はおらん、シャドーギアで遠出しておる」



『ついでにフリードもな』



ミッシェル「何かを伝えようとしてる?」



ル「お父さん……」



ナ「じっちゃんもあの文字読めねえのか?」



マ「……ルーシィ、これには関わらん方がいい」



ル「どういうこと……?」



『お前のためだ、ルーシィ』



ル「でもっ……


(お父さん、私この謎絶対解いてみせるから!)」



ミッシェル「……」



ルーシィは先程の遺品に浮かび上がった文字を解読しようと本を読みあさりはじめた。



『マスター、私は少し外に出てきます』



マカオ「マスターは俺だぞ!」



『あぁそうだったな、マカオ、行ってくるからな』



マカオ「おう、気をつけろよ」



Aはギルドを出て行った。



『この変からラクサスの匂いがした……どこにいるんだ……』



森の中を進んでいくと、見覚えのある後ろ姿を発見した。



『ラクサスっ!』



ラ「あ?Aか?」



『こんなところにいたのか……』



ラ「たまたま住み着いたところがこの辺だったって話しだ」



『……ギルドにはまだ戻らないのか?』



ラ「さぁな、つーかお前、なんて顔してやがる」



Aはラクサスを見て、今にも泣き出しそうな顔をしていた。



『っ……』



ラ「ったくしゃーねえな」



ラクサスはAを抱き寄せた。



Aはラクサスの背中に手を回した。



ラ「今日は随分素直じゃねえか、そんなに俺に会いたかったか?」



『うるさい……だまってろ……』



ラ「相変わらず可愛くねーのな」



しばらくAはラクサスから離れることはなかった。

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作品ジャンル:恋愛
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彼岸花 - やっと理想の夢主に会えました。嬉しいです。美人でクールな夢主最高です。更新楽しみに待っています。頑張ってください。 (2018年7月9日 0時) (レス) id: de119b5cb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年7月7日 23時

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