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町に出たAはロメオが世話になったという兎兎丸の居場所まで来ていた。
ロメオ「兎兎丸先生ー!」
兎「ロメオか、どうした?
ってその人は……」
ロメオ「A姉だよ!」
『初めまして兎兎丸さん、ファントムの件では随分お世話になりました』
兎兎丸はAの姿を見て一気に顔を青ざめる。
『……なんてな、過去の自分に反省し心を入れ替えた者にどうこうする気はないから安心しろ』
兎兎丸はその言葉を聞いて安心した。
兎「アンタらには悪いことしたと思ってる」
『今更謝罪なんて野暮なことはしないでくれ
私はこうしてお前が良い人間になったことを嬉しく思うよ』
Aの笑みに兎兎丸は顔を赤く染め、そっぽをむいた。
兎「それもこれも、俺たちを倒してくれたアンタ等のおかげだ
その……お礼に、今度二人で飯とか……___」
ロメオ「A姉!俺お腹すいた!早くいこうぜ!
あ!兎兎丸先生また今度!」
『あ!ロメオ!待ってくれ!
じゃあ兎兎丸さん、また今度ゆっくり話しができるといいですね』
Aはロメオに腕を引かれていった。
兎「ロメオのやつ……わざとやりやがったな?」
ロメオ「(誰にもA姉は渡さないからな!)」
7年経った今でも、Aの異性からの人気は途絶えることはなかった。
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彼岸花 - やっと理想の夢主に会えました。嬉しいです。美人でクールな夢主最高です。更新楽しみに待っています。頑張ってください。 (2018年7月9日 0時) (レス) id: de119b5cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年7月7日 23時