１０６． ページ7
それから約１時間が経過した。
他の生徒達は魔獣と闘い、彼方此方で戦闘が繰り広げられている。
そんな中、敦とAはというと＿＿＿＿＿＿＿＿＿
敦「Aさん！？お、降ろしてください！；」
『暴れないでください。落としますよ？』
Aは今、異能を発動させ敦を抱きかかえた状態で木から木へと飛び移りながら物凄いスピードで目的地へ向かっていた。
敦「あ！目の前から魔獣が！」
空を飛べる魔獣もいるようで、Aと敦達の目の前に立ち塞がる。
しかしAはそんなものは無かったかのように、魔獣を一蹴りで粉々にした。
『土人形如きが、懲りずにわらわらと……』
敦「(凄い……これがAさんの異能の力……
僕よりずっと力が上だ……)」
『そろそろですよ敦さん。今何時ですか？』
敦「えっと、今は１２時前くらいですね」
『意外と距離がありましたね。まぁこんなものでしょう』
敦「あ！あそこ！あそこが目的の施設じゃないですか？」
敦が指を差した方向には一つの宿のような場所。
そこには既に相澤と、プッシーキャッツ二人を口説いているであろう太宰が居た。
Aは太宰の上に見事に着地し、太宰は地面にめり込んだ。
太宰に触れたことで異能は解除され、敦も地面に降ろす。
敦「だ、太宰さん大丈夫ですか？；」
太「A……君、急に来るのは駄目だよ」
『すみません。丁度いい着地ポイントが貴方の頭上でしたので』
そう云いながらAは未だに太宰の頭を踏んづけている。
相「よせ中原。そこまでにしとけ」
相澤に言われ、Aは太宰から退いた。
ﾏﾝﾀﾞﾚｲ「貴方達凄いわね！正直、時間通りに来る子なんていないと思っていたわ」
敦「僕は何もしていませんが……；」
ﾋﾟｸｼｰﾎﾞﾌﾞ「さぁ！時間通りに到着できたキティはこっちよ！
お昼ご飯あるから食べといで！」
『ではお先に』
Aは未だに地面に伸びている太宰をもう一度踏みつけてから施設の中に入った。
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ルナ(プロフ) - 質問をありがとうございました！ 更新楽しみに待っています！ (2018年12月15日 11時) (携帯から) (
レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ルナさん» そうですね。残念ながら今回はその予定はございません。質問ありがとうございます。 (2018年12月14日 23時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 質問です！ 『二人の英雄』は執筆しないのですか？ (2018年12月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 凄いですね！ この後（あと）の続きが凄く気になりますッ！ ですが、体調には気を付けて下さい。 この頃急に寒くなってきたので…！ (2018年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ねむた。 - ああああああああっ続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2018年12月11日 19時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月1日 20時
