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シ「はは、これで足も再生しなくてはならないね。
なお一層体力が落ちて殺りやすくなる」
堀「安心した、兄さん。俺はお前より強い。
アンタを倒したら次はあの女だ」
殺「A先生のことですか……」
太宰がAの前にさりげなく立ち、彼女を糸成から守る。
太「君は強いかもしれないが、まだ勝負の決着はついていないよ。
それに、君じゃマフィアで一番強い異能力者を倒すことはできない。
そんな生やさしい触手なんかじゃね」
堀「お前は頭がいい。だが力はその女よりも劣る」
太「確かに、Aは私より強い。体術比べじゃきっと彼女に勝てるのは彼女の恋人くらいだろうね。
一つ教えてあげよう、糸成君。
君のその程度の能力じゃ、殺せんせーにも勝てやしない。ましてやAと戦った日には、君は跡形もなく消滅するかもしれないね」
堀「…………」
糸名は黙っているが、太宰への殺気はあふれ出ていた。
太宰は全く怯む様子もなく、ただ悪人面で糸成を見ていた。
そんな会話をしている間に殺センセーの足が再生する。
シ「足の再生も終わったようだね、さあ次のラッシュに耐えられるかな?」
殺「ここまで追い込まれたのは初めてです。一見愚直な試合形式の暗殺ですが実に周到に計算されている。
貴方たちに聞きたい事は多いですが、まずは試合に勝たねばしゃべりそうにないですね」
シ「まだ勝つ気かい?負けダコの遠吠えだね」
殺「シロさん、一つ計算に入れ忘れている事がありますよ」
シ「ないね、私の計算は完璧だからね
……やれ」
太「いや、確かに君の計算には足りない部分が存在するよ
それは_______」
その瞬間、触手が辺りに飛び散った。
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ロウ - 続きが早く読みたいです! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - お願いします!続きお願いします (2018年6月18日 23時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - はやくっはやくっ続きが読みたい! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
??? - すみません。裏切りはリクエストが来てもやらない方が良いと思います。裏切りは抑キャラヘイトで違反行為ですし…… (2018年6月18日 17時) (レス) id: 9dd88625f4 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 早く森鴎外からのお仕置きが見たいです! (2018年6月17日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月16日 23時